文庫本、もやは安くもコンパクトでもない 1冊1000円超える時代、売れ行き不振に頭抱える出版社
https://www.j-cast.com/2025/03/01501994.html
2025.03.01
文庫本が売れない。というより、文庫本も売れない。出版科学研究所によると、2014年以降、毎年5~6%の販売減が続いていて、8574点だった文庫新刊が22年には6484点と25%も減った。売れないから出版点数を絞る。点数が減れば販売部数も減り、さらに点数を絞るというという悪循環になっている。
文庫本の人気は「安くてポケットに入るコンパクトさ」だったが、いまや安くもコンパクトでもなくなった。2022年の出回り平均価格は711円で、消費税込みで800円近い。10年間で86円、約14%上がった。
価格が上がっているのは、用紙代、印刷代、配送費などのコストが上がっているからで、1冊1000円を超えるものも珍しくない。読書家からは、「ハードカバーから文庫落ちを待って買っていたのに、最近はたいして安くならないので意味がありません」という声が上がる。
コンパクトでもなくなった。どんどん厚くなって、以前は1.5センチ程度だったが、最近は2センチ以上が多くなっている。出版社の文庫担当者は「書籍の読者層の中心は中高年ですが、それに合わせて活字を大きくしたり、文字組みをゆったりしたりしています。その分、1ページに入る字数は少なくなり、ページ数が増えて厚くなるんです」
コンパクトでもなくなった。どんどん厚くなって、以前は1.5センチ程度だったが、最近は2センチ以上が多くなっている。出版社の文庫担当者は「書籍の読者層の中心は中高年ですが、それに合わせて活字を大きくしたり、文字組みをゆったりしたりしています。その分、1ページに入る字数は少なくなり、ページ数が増えて厚くなるんです」
文庫本の販売減の直撃を受けているのは文芸系の出版社である。文芸誌は赤字、単行本で黒字になるのは数冊に1冊という苦戦を、文庫本でカバーしているのだが、その文庫本が売れなくなっていよいよ厳しい。
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ネット民のコメント
自分が子供の時に新潮文庫の夏目漱石の坊ちゃんが200円だったのは覚えてる。100円台のもあったがなんだったか忘れた。
内容を知りたい、でも手軽にながらや合間にって時代に変わっていってるからリアル本はもう勝てないだろう
一次情報を入手出来る立ち位置にあること自体がステータスだったので庶民の手元にその情報が届く頃にはすっかりお古と化しているのが当たり前だったし←こんな現代に作品の出来を精査せず太鼓持ちしているトロフィー乞○てのが未だに存在しているらしい
コンビニ店舗で出版物を取り扱う意義は大きいと考えている」(広報)といい、雑誌販売は続ける。トーハンもセブンへの配送は継続する。
大学生の頃にコンビニでバイトしてたけど週刊少年ジャンプを100冊仕入れて80冊返本とか意味わからんかったな
高かったな。気にせず買ってたけど。族長の秋がすぐ出るってので値段見たら高いって思って、百年の孤独見返してみたらもっと高かったw
価格もそりゃ出来る限り安く買える手段を探るが、それよりも物質としてのデカさの説得力のほうが大きい
アルジャーノンに花束をを買ってあげようと値段見たら1,200円もしてびっくりしたけどやっぱり全体的に値上がってるのな
そら欲しければKindleで充分だしな通勤時にスマホで読むのもよし自宅ならタブレットでじっくり読むのもよしで
日本だと出版社が印刷会社との関係で電子書籍をあまり安くできないみたいな話聞いたことあるけど海外も大して値引きないんだね
京極ばっかり言われてるがほぼ同時期にデビューしてた森博嗣と文庫コーナーに並んでる様は圧巻だったなw
こんなんばっかだし新刊の配信を実本より半月遅らせるとかまでしてるわりに売れてないんじゃもう諦めたら
Kindleストアで電子版を買うことが多いけど、なんかの拍子にアカウント凍結されてAmazonに掛け合っても相手されなかったらどうしよう
小説の1巻を古本屋で買ったら、カバーが古いバージョンで新しい方の2巻と並べると背表紙のデザインが違くてモヤモヤするから、結局最後まで古本屋で古いバージョンのを探して買ってた
電子書籍は閲覧権みたいなものだからある日突然読めなくなるリスクあるし好きな本は紙で所有しておきたいけど次第に紙の本が手に入りにくい高級品みたいになってちゃいそうだな
でも歴史学者って、土器だか石器だかを埋めて、それ掘り起こして「見つかった!」とかそういう人たちなんだろ
週刊誌みたいな反社メディアを持っている出版社にお金は落とせないので、私は必ず本を中古で購入しております
ムック本とかだと税抜き1280円とかザラにある。数年前は880円くらいで売ってたのと厚み、内容変わらないのに。
省スペースは分かるけど、電子書籍の方がいいって言ってるのは本気と書いてマジで言ってるの?モニター越しに読んでると股間がむずむずして落ち着かない
少子高齢化に伴う人口減少や可処分所得の停滞といった抗えないマクロ環境要因もあるし、ネットやスマホの普及といったテクノロジーがもたらしたコンテンツ消費のスタイル変化に対する不作為による自滅という面もある。
スマホを長時間見てると目の焦点が合わなくなって辛くなるのはあるけど、老眼鏡をかけて本を読むよりはまだ耳が痛くならないだけましな感じ
ていうか、電子書籍はサーバ代や回線代とかの初期の設備投資のコストがかかるから扱う品数が増えるほど割安になる
街中、DAISOとイオンと観光客向けの飯屋ばっかりになっちまった。本屋と古本屋とゲーセンがなくなってから世の中おかしくなった
大体予想通りなんだけども検索してそんな感じの感情の感じだったとわかると嬉しいし他の意味も知れると感慨深い
こっちは、スマホのニュースアプリでニュースやコラムを読んだりなろう系の小説を読んでるから、字を読むという意味なら昔よりも時間は増えたな