「コメを増産する政策に大転換すべき」コメ政策大転換の年に
新年はコメ業界にとって大転換の年になると予想しています。足元では市場で取引されるコメの価格が銘柄によっては1俵4万円を超えるという異常な高騰を見せています。平成のコメパニックは平成5年産の大凶作という原因が引き金になりましたが、令和のコメ騒動は平年作にも関わらず、コメ不足が起きています。
真の原因を明らかにしない限り令和のコメ騒動は益々激しさを増します。いかに紙の上のデータでコメ不足はないと言ってみたところでコメ売り場にコメはなく、並んだと思ったら従来価格の2倍では何のために「食糧法」があるのかわからない。
（中略）
では何のために備蓄米を政府が買い入れたり、巨額の助成金を投入して主食用米を飼料用米へ転用しているのかという根本的な問いに答えられなくなってしまう。こうしたことを行うのは農水省が得意とするコメの制度いじりだと言われかねない。
こうした小手先の制度いじりでは、今起きているコメの価格の高騰の根本的原因を解決することは出来ない。今起きていることの真の原因とは55年間続いたコメ減らし政策の結果であり、この政策を続ける限り本当に主要食糧のコメが食べられなくなってしまう。
真に食糧法の目的である主要食糧（コメ）の供給と価格の安定を確保するためには、コメを減らす政策ではなく、コメを増産する政策に大転換すべきである。需要が減っている中、増産したらコメが余ってしまうのではないかと言われるが、これはコメの需要を「主食用」という需要に限定しているからで、こうした縛りをなくせば需要は無限と言えるほどある。
例えばコメを原料としたプラスティック「ライスレジン」の需要は将来的に50万tを見込んでいる。また、コメ加工食品もパックご飯など成長が期待できる分野も数多くある。
これらの業界がより多くコメを使用できるようにするには用途限定米穀をいう法律の縛りをなくし、価格は市場に任せ、品位によって価格が形成される自由で公平な現物・先渡し市場を整備して、価格変動に備えた先物清算市場を両輪にすることによって産業インフラとして機能を発揮できる。
（以下リンクにて）農業協同組合新聞コラムより
https://www.jacom.or.jp/column/2025/01/250107-78711.php
ネット民のコメント
生産量を増やして価格が下落したら業者が買わなくなってコメ余りになって引き取り価格も下がってオコメスパイラル
そしたらコメの値段も暴落や。アメリカのジャポニカ米も食えたもんじゃないというほどじゃないからな。
中国人と金を持った日本人はたいして値段の下がらなかった日本産のコメを食べ、今の値段に文句付けてるような貧乏人は輸入米を食べるという惨めな状況になるだけだよ
新年の挨拶に来た自民の政治家に聞いたけど、一回出すとずっと出し続けることになるから、出さないって言ってた
小麦も！政府が買い入れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー値段を決めている！そこを撤廃しろよ！小麦粉も安くなるじゃん！！
とにかく区画整理バンバンやってでかい田んぼにして兼業農家減らせ。米作兼業農家なんて節税でやってる人間も多いし、区画整理はそのまま経済効果に繋がるし良いことしかない
田植え水田は除草剤2回のところが多いけど、直播水田は除草剤3～4回散布することになるので、時々田植え入れたりして組み合わせてるところが多いよ
農業分担金、固定資産税、肥料農薬資材に高価な農機具、草刈り、畔作り、田起こし、田植え、毎日の水の調整、稲刈り、脱穀、乾燥機、運搬出荷、等々で一律お安い買い取り料金
大規模稲作適地はここ30年の座位無償の政策のおかげで商業施設か住宅地にすべて変わってしまっているので今更無理ですわ
突然プラスチックうんぬんは、その手の業者が安く原料手に入れないと商売にならんから騒いでいるとしか
「減反政策はやってないけど転作すると補助金だしてるから実質的な減反やりまくってる売国自民」て高橋洋一が言ってるね
平時に何もせず、イザが起こってから転作して国民のカロリー賄えるくらいの農産物が出来るまで生きてられるのかよw
このままどんどん高くなってくれる方が有り難いな。生産者としては。米が買えないなら自分で作れ。ベランダのプランターで栽培できる。天皇陛下だって自分で田植え稲刈りしてるんだし。
うちの実家も水田が耕作放棄地になってる 親もやる気ないが俺もやる気ない水田売るにも売れない負不動産
米作で生計を立ててる人などほとんどおらず、時給換算したら子供の小遣いにも満たない米作に新規参入する人なんか居ない
