ウーバー配達員「労働者の権利」紛争が大詰め 就職氷河期世代が団体交渉を求め奮闘 ★2
労働組合をつくって会社側と団体交渉する権利を求め、ウーバーイーツの配達員らが東京都労働委員会に申し立てた紛争の審理が大詰めを迎えている。インターネット経由で単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」は新型コロナ禍で急増。だが個人事業主であるため労組の枠外に置かれてきた。審理の場で証言したのは40代の配達員3人。「就職氷河期世代VS巨大プラットフォーム企業」の対決の行方が注目されている。(池尾伸一)
◆一方的なルール変更に翻弄される配達員
審理では、労組「ウーバーイーツユニオン」(約30人)側が業務中のけがの補償の充実や報酬制度の透明化に向けて団交を要求。これに対し、ウーバー側は「会社が雇った労働者ではないので団交に応じる義務はない」と拒否してきた。
だがウーバー側の主張の根拠は揺らぎ始めている。昨秋から計4回開かれた証人尋問で、ウーバー側の一方的なルール変更に翻弄される配達員の姿が鮮明になったからだ。
自転車で配達するAさん(49)は尋問で「11月に報酬300円の配達ばかりになり収入は激減した」と証言した。以前は5キロ走れば850円以上だったが、同程度の距離でも11月から300円になったという。
報酬体系はいつも突然変わり、昨年5月から非公開の算定式で決定。報酬変動の理由さえ不明になった。Bさん(40)も「4日間で○○件」など目標を達成すると最大数万円の追加報酬が出る制度の弊害を指摘。「1回でも足らないと追加報酬はない。友人は焦って事故を起こした」と証言した。
さらにユニオンで執行委員長を務める土屋俊明さん(45)は、ウーバーからの「配達リクエスト」に応じるかを決める時間が昨年の1時期、30秒から15秒に短縮されたと証言。「バイクを止める間もなく、走行中にスマホの確認を迫られ恐怖だった」と主張した。
「ルール変更の際、配達員の意見を聞いたのか」。ユニオン側の弁護士はウーバーの責任者に質問した。「メールで知らせた」。これが責任者の答えだった。
◆識者「配達員側が勝つ可能性高まった」
「自分たちの世代はひどい目に遭ってもあきらめてきた。だけど黙っていると事態は悪化するばかり。今、声を上げないと」。そう話す土屋さんは、氷河期まっただ中の1999年に大学を卒業。非正規の職を転々とし、ウーバーの仕事に就いた。
過去の最高裁判決は、雇用関係がない個人事業主でも「会社が報酬を一方的に決めている」などの場合、団交を命じた。
法政大の沼田雅之教授(労働法)は「判例からみてユニオンが勝つ可能性が相当高まってきた」とみる。次回は3月18日。大方の審理は終えており、都労働委員会は6月にも結論を出す見通しだ。
プラットフォーム企業と就職氷河期世代 ネット上に広範な商材を取引する場をつくり、仲介手数料で稼ぐ会社がプラットフォーム企業。アマゾンやアップル、ウーバーなどが典型。氷河期世代はバブル崩壊後、企業が新卒採用を抑制した1993~2004年に社会に出た40~50歳前後の人。非正規やギグワーカーとして働く人も多い。
ギグワーカー ネット経由での単発の仕事で生計を立てる働き手。ミュージシャンが一夜限りの契約でライブ演奏に参加する「ギグ」(gig)が語源。
東京新聞 2022年2月15日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/160212
★1 2022/02/15(火) 06:13:39.54
ネット民のコメント
そもそも、請負は労働者ではありません。
列記とした社長さんです。
曖昧な契約のところは
避け、ちゃんとした雇用契約結んで
くれるところで働こうよ。いやならやめればいいだけじゃん。
人が足りなくなれば待遇を良くして人を集めようとするだろう。
人が余っていれば人件費を削って儲けようとするだろう。
それだけのことに過ぎない。二桁国道車道逆走無灯火乳母チャリ勘弁
高学歴で本とか読んでる配達員とかいそう
労働者の権利を主張するこういう人たちこそ本当の左翼なんだけどお前らどう思うの?
ほらな、氷河期馬鹿にしたお前らの責任。
今後こういうの増えるから震えてな損害保険加入 登録コード表記義務
スリコが嫌なら、スリコにならない場所に引っ越せばいい
労働者は転勤当たり前なんだから>だが個人事業主であるため労組の枠外に置かれてきた。
この件ってさ、労働問題ってより
公取に駆け込む案件の方だと思うんだけどな
駆けこむ先が違う40万稼げんだろ?頑張れよw
いくらなんでも約款変更はねえな
これではっきりしたじゃん。
「労働者全員のギグワーカー化」なんて環境主義は無理。日本人全体の労働者が外資の奴隷にされないためにも労働者はウーバーに勝てるよう優秀な弁護士を雇うべきだ
給料で1000万もらえる人間は会社を通じて経営者・資本家に2000万以上の利益を渡しているのが事実
労働者で言えばブラック企業で働くからブラック企業が存続できるわけで、労働者がいなくなればブラック企業はかってに消滅する
行ける距離だけやって小遣い程度稼げば良いじゃん。メインの仕事と掛け持ちするから旨味があるんじゃないの?
トラック乗りにしてもタクシーにしても職業ドライバーやろうと思えば行政庁の許可やらなんやらで簡単には開始できないし、道交法以外の法律でもがんじがらめで営業してるのに、Uber配達員はアプリ入れたら何の法律でも規制されずに開始できるとか舐めてるよな
頻繁にUber使ってるけども、ここ数ヶ月で配達員減ってきてる。配達できませんってなってムカつくからもっと働けよおまえら
サービス向上のために料金が高くなってもいいという利用者が多いのならこんなことにはなってないわけだからね
ウーバーは応じないだろ。ビジネスモデルの根幹に関わるし。そうだ、不満があるなら無期限ストでもやったらどうかね?
ちなみに世界一の時給と言われるアメリカのニューヨークは一週間の家賃が5万とかになってるからな。だから車中やトレーラーハウスに住む奴が多い
とりあえず外資が日本人の労働力を吸い上げるのは絶対悪なのでウーバーは撤退に追い込まなければならない
業務継続させたいとして居なくなったら報酬上げるだろうけど以前抜けた奴らが使われることは無くてやめた奴らは結局「ぐぬぬ…」ってなりそう
これができるなら業務委託契約の個人事業主が複数の企業と契約していた場合、複数の企業から労働者として保護が受けられることになる
車なんか構成パーツの現地調達率を決めてそれ以下ではペナルティ又は販売が出来ないって規制がある(実話