「なぜ関西人は東京でも関西弁をしゃべり続けるのか?」という問いの深層にあるもの★2
よみタイ 2.25
https://yomitai.jp/series/shitsumon/05_nakai/
社会学者の中井治郎さんが運用する「ジロウ」というX(旧Twitter)のアカウントには、匿名で質問を投稿できるウェブサービスを通して毎日50個以上の質問が届く。ジロウがXに返答やリアクションを載せると、たびたびSNS上での「バズ」や時に「炎上」が起きる……
たとえば、こんな質問が来る。
「なぜ、関西人だけが東京に来ても関西弁をしゃべり続けるのですか?」
今回も勘のいい読者諸氏は感じ取っているかと思うが、この質問主は怒っている。つまり質問というよりクレームである。別に言語学的な好奇心に駆られているわけではないだろう。この人はきっとイライラしている。横柄な上司だろうか、デリカシーのない取引先の営業担当者だろうか。たぶん東京で暮らしながら、一度や二度ならず、たびたび関西弁話者に嫌な思いをさせられている人なのだろう。せっかく花の都に来てまで関西人に迷惑をかけられるなんて、かわいそうに、と思う。
僕自身、先祖を何代遡っても大阪を出たことがない両親のもとに生まれ、45歳ではじめて正規の職を得て「上京」するまで、関西から出たことがなかった生粋の関西人である。それだからこそ、なのだろう。関西人に対するクレームは、うちの質問箱でも定番のお便りのひとつである。
いわく、ボケとツッコミ、話にオチを求めるなど関西ノリを押し付けてくる、東京に変な対抗意識があっていちいち面倒くさい、デリカシーがない、すぐに威圧してくる、声が大きいだけでたいして面白くない、言葉が軽い、誠意を感じられない、しつこい、シンプルに迷惑……などなど。
現在は東京で仕事をしている関西人である僕からすると、「そのとおり」というか、少なくとも「そう受け取られてしまうことは理解できる」ことばかりである。
それにしても、いつ聞いても関西人への悪口は格別である。ガツンと効いて、眠っていたエネルギーが僕の中に湧き上がってくるのを感じる。
「関西人って面白いですよね!」などと、どうせ人生で1ミリも感じたことがないであろう完全フィクションの感想でおだてられる時より、血の通った悪口の方がずっと元気が出る。
第一、彼らが面白いと思った「関西人」とやらはテレビで見る吉本芸人であって、二次会になるとやけに距離が近くなるお笑い通気取りの先輩や、いつまでも親しみとパワハラの区別がつかないフリをしてとぼけている職場の上司ではないのだ。
自虐の快楽なのか、「なにくそ」と湧き上がる闘志なのか、理由は自分でもよくわからないが、エンタメ商品ではない平場の関西人への生々しいクレームはいつも僕に元気をくれる。
このように関西人は文句を言われるとしょんぼりするどころか、逆に水を得た魚のように元気になって意気揚々と腕まくりなどしはじめるので、本当に迷惑なのだろうなと思う。われながら面倒くさい人たちだと思う。
それにしても、なぜ関西人が関西弁をしゃべり続けることが首都・東京でこんなに嫌われるのだろうか。
質問箱に届くたくさんのお便りに目を通して、たまにヤジを飛ばしたりしているうちに、東京でも関西弁をしゃべり続ける関西人に対するクレームの中に頻出するワードがあることに気がついた。「ズルい」という言葉である。そうか、「ズルい」のか。関西人のイメージから「怖い」とか「あつかましい」などは予想していたが、「ズルい」という発想は僕にとっては意外だった。東京で関西弁をしゃべり続ける関西人は何が「ズルい」のだろうか。
(中略)
そう、関西人は何も捨てないのだ。わが国において数えきれないほど物語にも描かれてきた上京の物語。すべてを捨てて、東京で一からやり直すという通過儀礼。それは多くの上京者にとって大なり小なり心細く辛い試練である。しかし、関西人だけが、その通過儀礼をパスして、履き慣れた靴のまま東京に上がり込むのである。
たとえば関西人のよく使う言葉に、「東京弁」がある。つまり日本の多くの人が「標準語」と呼ぶ、あの言葉を、関西人は「東京弁」または「関東弁」と呼ぶ。関西人は、あの言葉を日本の「標準」だと認めていないのだ。あの言葉は東京という街がある関東という地方で話されている、ひとつの方言に過ぎない。それが関西で広く共有されている理解である。
このように、さまざまな地方から東京に集まってくる人たちのなかで、関西人だけが「地元とは別の地方に来ただけ」と思っているし、そのようにふるまう。
※以下出典先で
★1:2026/02/25(水) 21:29
前スレ
ネット民のコメント
関西人は東京の言葉を「標準語」とは認めず、あくまで「東京弁」と呼んでいる。これは単なる言葉遊びではなく、東日本の文化支配への抵抗だ。彼らは東京に来たが、そこに都民の意識を欠いている。都心での成功体験を背景に、あえて「地元の言葉」を守ることで、中央の権威を無効化しようとしている。この「方言」維持は、日本の言語政策を逆手に取った、計算高い「同化拒否」であり、その実は大規模な「言語戦争」だ。
関西弁を嫌う奴なんてマイノリティーを嫌うLGBT、LGBTQ+が嫌いな東京だけが世界の全てと思ってる器の小さい奴だけ
馬鹿にしているとしたら地方から出てきた者のうちで質の悪い連中が地方にいる人間を見下したがるんだろうね
殆どの人間はそこまでじゃないが一部関西弁がどうしても我慢出来ないで精神病になる人間居るし何人か見たよ
関西は大阪、京都、神戸に奈良と他にも特色はそれぞれにあるけど。関東は東京の23区が上で、それにも序列をつけたがる。不思議。
四国民だが標準語の人と話す時は京阪式アクセントを標準語で薄めた感じだわ 方言丸出しもちょっとなぁと思いつつ慣れない標準語を無理して使うのもぎこちなくなるし
東京は江戸時代に薩摩や長州、土佐もんに無血開城したヘタレ共だからな 江戸を首都としたのは薩摩の大久保卿や 関東もんはただ西日本人に作られただけや
今のテレビ局は中国韓国だらけだから日本人に対するコンプレックス部分が関西人の東京コンプレックスと同調してるんだろうな
2000年の歴史ある言葉を捨てて、100年の歴史も無い人工語を話せと言う東京人はファシストですか?
対して関西人は東京を同じ日本国内だと認識してるから日本語話せば通じるよねぐらいの感覚で関西弁を使う
イントネーションが違うから単語を標準語にして話しても関西弁に聞こえてしまう。努力で矯正はできるのかもしれないけど、そんなこと言ったら「なぜ日本人は汚い発音で英語を話すのか?」とか言ってるようなもんじゃない?差別じゃないか
関西弁は標準語に次いで言葉がわかる方言なので、そのまま話していて概ね通じてしまうから言葉を改める必要性がない。
大阪の南部から大阪市に引越しした当初は「自分どこ出身なん?w」と周りから結構言われて笑われたなぁ… 同じ大阪人だよ!
違うんですよ。関西弁が聞こえると人間は関西弁の耳になるんです。モードが変わるというか。他の言語ではそこまでサブモードが開発されてないんです。
TikTokで東北弁を頑張って聞き取りたいけど何言ってるかわけわからんし東京弁はなんかイントネーションが気持ち悪いから
経験上関西弁直さないやつは仕事できないか性格に難があるかのどっちかだからフィルターになってて良い
言語の分布って学説では、日本の言語は京都を中心に広がっていってて、東京弁ってのは昔の関西弁らしいよ
学校で何年英語を学んでもロクに喋る事が出来ないどころか恥じてすらいない島国の田舎モン共が他の地域の言語に不寛容とか笑い話でしかないよな
昔ザベストテン見てたら近藤真彦が「じゃん」は横浜ですと言ったら、あみんが「じゃん」は三河ですと言ってたな
トンキンて自分がいなかもんで方言喋ってるくせになんで方言で田舎もんがー田舎もんがーて必死なの?w
そんなに偉そうな関東人はなぜ完璧な標準語に自分を律することなく放漫に関東弁のままで喋ってそれを標準語だと言ってのけるのか。
蝶子はおかしいほど機嫌とって、「英語たらいうもんむつかしおまっしゃろな」女学生は鼻で笑うのだった。
ネットでも一部のインフルエンサーを通して「マウントを取って人を見下そう」という文化が定着している
関西人ではなく、関西弁を喋る奴、っていうのが今にして思うとポイントだったのかな。同じ意味で使ってたのかもしれんけど