出版社の採用はアルバイトですら大卒がマスト?「学歴不問」採用の裏側 熟年世代の選択とチャレンジ
梅津有希子
出版社の採用は大卒がマスト?高卒コネなし経験ナシ北海道在住の25歳女性が知った「学歴不問」採用の裏側
(前略)
出版社に入るには何が必要なのか
「好きな雑誌で働いてみたい」
25歳の頃、そんなシンプルで無謀な思いを胸に、私は札幌から東京へ出てきた。
大好きで、毎号欠かさず読んでいた雑誌『Olive』。あの誌面を作る人になりたい。ただそれだけだった。
とはいえ、出版業界についての知識はほぼゼロ。
出版社に入るには何が必要なのか、どうすれば編集者になれるのか。そんなことは、考えたことすらなかった。
(中略)
■「出版社=大卒」が常識だと知った日
東京に出てまずやったのは、以前『Olive』の札幌取材で知り合ったスタッフに連絡を取ることだった。
「編集部でアルバイトを募集していませんか?」
返ってきた答えは、あっさりとした不採用。当時の条件は「大学生であること」。高卒の25歳は、応募資格すらなかった。
新聞の求人欄を見ても、並ぶ文字は「大卒以上」。「やる気があれば会ってもらえるかもしれない」と条件を無視して応募してみたが、結果は惨敗だった。
ここで初めて知る。出版社は、「大卒以上」が前提の世界なのだということを。
北海道で育った私の周りに、編集者やライターはいなかった。「親が出版社勤務」という友人もいない。そもそも「編集者になる」という進路自体が、身近な選択肢ではなかったのだ。だから、「好きな雑誌で働きたい」という気持ちはあっても、「どうやってそこにたどり着くのか」という地図を、私はまったく持っていなかった。
それでも諦めきれず、業界について調べるうちに、ひとつの条件が目に入る。
「編集経験3年以上」
学歴は今さらどうにもならない。ならば、もう一つの条件を満たすしかない。
「経験」を積むことだ。
■「学歴不問」「未経験歓迎」の落とし穴
とはいえ、「大卒」が入り口の出版社には入れない。
そんなある日、書店で立ち読みしていたとある犬雑誌の奥付で「スタッフ募集」の告知を目にする。
「学歴不問」で、作文と履歴書のみで応募できる。幼少の頃からずっと犬と暮らしていたので、「いかに犬が好きか」「こんな企画がやりたい」などと熱い思いを作文に込めたところ、未経験ながら採用されることに。上京1年半、26歳でようやく雑誌編集者への道を歩み始めたのだ。
だが、私が入社したのは、出版社ではなく、編集プロダクションだった。
テレビ局の入社試験に落ちても、制作会社に入れば番組を作れるように、編集プロダクションに入れば、雑誌や書籍の仕事はできる。
仕事の中身は、出版社の編集者とかなり近い。取材をし、撮影をし、原稿をまとめ、誌面を作る。だが、立場と条件は、似て非なるものだった。
私が働くことになった編集プロダクション――通称「編プロ」は、正直に言えば、過酷な職場だった。泊まり込み、徹夜、休日出勤は当たり前。人手不足で代休も取れず、給料は安い。今なら完全にアウトな働き方だろう。
それでも私は、そこに飛び込むことを決めた。理由は単純だ。「3年以上の編集経験」を積むためには、ここしかなかったから。
「ダメと言ったって聞かないんだから」
過酷な毎日を送る日々だったが、それでも、私が「やめよう」と思わなかったのは、高校時代の経験と、親の存在があったからだ。
中高時代、私は吹奏楽部に打ち込み、全国大会で金賞を目指してきた。どうすれば目標に近づけるのかを自分たちで考え、試行錯誤を繰り返し、結果を出すまでやり続ける。その経験が、知らない世界に飛び込む怖さを和らげてくれたよりも、「目標に近づきたい」という想いを後押ししてくれたのだ。
そしてもうひとつ。両親はいつも、「あんたのやりたいことをやりなさい」と背中を押してくれた。上京すると言ったときも、反対はしなかった。
「ダメと言ったって聞かないんだから、がんばりなさい」
2025年都内ギャラリーで開催された、写真家・恩田義則さんによる展覧会「Forever!! オリーブ少女」にて。 恩田氏は『Olive』で数多くのファッションページを担当していた。写真提供:梅津有希子
画像ギャラリーを見る(全8枚)
その言葉が、どれほど心強かったか。こうして私は、「出版社に入る」ことを目標に、「3年以上の編集経験」を手に入れるべく、編プロで働き始めた。
この選択が、その後の人生を大きく変えることになる。
https://gendai.media/articles/-/163655
FRaU2026.02.11
https://res.cloudinary.com/gb-cache/image/upload/prod/akc4cka2og1nk09yodkva1os
ネット民のコメント
大学行ける学力があっても田舎で親が毒親なら学費や家賃を払わないどころか大反対して潰してくるから無理
例外を提示して「だからあなたも出来る!」って言うのは詐欺師のやり方だよな、残りの9割9分がどうなってるのかも示さないと
5ch(というかネット全般)の自分の間違いを認められないって人が多いというのは自分自身うんざりしてるからね
あなたは水を運び続けなければいけない貧しい国の難民に生まれても今のように大卒になれたと思いますか?
新人に日大卒の子がいるけど、メールの文章で「こういう」を「こうゆう」と書いたり、とにかく学が無さすぎる
鳥山明関連のエピソードでも優秀な編集者が設定やキャラクター、ストーリー展開までかなりナビゲートしてるのは有名だろ
パチスロなら全盛期に攻略誌作ってたのは学歴不問のスロプー集団だったけど意識高そうなおしゃれな雑誌はそうはいかないか
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11267558536
まあしかし、他にも、それぞれの豚スゴロクの駒を大きな流れに沿うように促し、ウダダか倉木か、天地明暗を振り分ける仕事などもあるのでしょう笑。
大卒ってだけで高い給料払うなら高卒中卒の安い給料で同じ能力なら後者のほうがいいじゃん高卒の人たちも大卒より給料低いのはわかってた入って来ると思うし
そういうギャンブルに人生賭けてる才能あるのが億行くようにするのが編集の仕事w自分達の稼ぎにもなるから良いんだよw
編集者は本来一般人より読み書きや言い回しに長けてなきゃいけないから、せめて専門の編集コースぐらいは出てないと丁稚採用でもキツイわな。
今はAIという選択肢もあって良い時代になりましたね。気に食わない生徒に暴力を振るうホッタイモイジクンナ先生の授業なんて、場合によっては、より一層のこと馬鹿になるための勉強をさせられているようなものですよね笑。
高卒でも優秀なのはいるけど頭も悪くて努力もできない人間が大量にいるから取り敢えず高卒で切っちゃうのが効率良い