どれだけ魅力的でも「山を買う」と後悔する…「福島の高原の土地」を500万円で買った作家の大反省
プレジデントオンライン8/31たくき よしみつ
https://president.jp/articles/-/60889
■どんなに魅力的でも、土地だけの物件は選ぶな
私が田舎物件を探し始めたのは30代からですが、この30年で大きな災害に2度遭遇し、その度に新たな物件探しをして移住したので、実際に現地に足を運んで見て回った田舎物件は北は宮城県、南は長野県、山梨県まで、軽く100物件はあるでしょう。データを見て検討した数を入れれば1000件近いと思います。
また、実際に都会から田舎に移住して暮らしている人たちとも数多く交流してきましたので、都会人が田舎暮らしに抱く幻想や、その幻想・錯覚から生まれる失敗もいろいろ知っています。
ここでは、そんな私が実際に経験してきた「田舎暮らしの失敗例」や「田舎不動産物件探しの注意点」をまとめてみます。
最初に強調したいのは、土地だけの物件はどんなに魅力的でも諦めなさい、ということです。
最近、コロナ禍で観光地などに遊びに行くことが難しくなり、都会の人たちが自分専用の遊び場として「山」を買って「マイキャンプ場」を持つことが流行っている、などとテレビで報道されているのを何度か見ました。
「山を買った人たち」が楽しそうにキャンプしたり、バンガローもどきのようなものを作って「ここに住めるようにします」なんて言っている絵作りをして、「こんな生き方も夢があっていいですね」などと能天気なナレーションをかぶせるわけですが、少しでも田舎暮らしを経験した人が見れば「だみだこりゃ~」です。
■山の中の土地なんて値段がつくようなものではない
そもそもよく聞くと、買ったのは「山」丸ごとではなく、山の中の狭い土地で、周囲は他人の土地だったりします。そのうちに隣接する土地の所有者や現地の住民たちとトラブルを起こすんじゃないかと心配です。「そこはうちの村の里山だ。何を勝手なことしている」などと怒られないといいのですが。
「この土地、300坪で150万円でした。この車より安かったです」なんて自慢している人を見ると、いいカモにされたなあ、と同情してしまいます。ただの山の中の300坪なんて、ほとんど値段がつくようなものではないのです。150万円あるなら、10万円かけた贅沢な国内旅行を15回楽しんだほうがずっといい思い出になります。
ま、最初は楽しめても、虫に刺され、ヘビに驚き、ヒルに血を吸われ、猪や鹿に荒らされているうちに嫌気がさしてきて放置することになるでしょう。
……と嘲笑している私自身、かつては「山を買う」ことを真剣に考えた時期があります。
■ゼロから家を建てると数千万円の費用がかかる
越後の280万円の家を買う前、宮城県丸森町にある山一つを見に行ったことがあります。確か価格は1200万円くらいでした。払える金額ではなかったのですが、ローンを組んででも手に入れる価値があるかもしれないと思ったのです。
その山は7町歩(約7万m2、2万1000坪)くらいあったでしょうか。どこからどこまでというのもよく分からないような代物(しろもの)で、本当に「ただの山」でした。広葉樹が茂る自然は魅力でしたが、まず、家を建てられそうな平坦地に入るまでの道がなく、短い距離ですが、自分で道を造らなければなりません。 当然、電気も水道も来ていません。電気は引いてもらえるでしょうが、水は井戸を掘らなければなりません。どちらも百万円単位の費用がかかります。それだけの土台作りをして、さらにゼロから建物を建てるとなると、たちまち数千万円の費用がかかります。当然、そんな金はないので、即、やめました。
■エイヤッと買ったが、持て余した500万円の土地
当時、世の中はバブルに突入していて、日本中で別荘地開発や半リゾート分譲地(自然が色濃く残っている土地を定住もできる住宅地として開発したもの)が造られていました。
私もその頃は雑多な仕事を寝る時間もないほどに抱え込んでいてそこそこの収入があったため、調子にのって福島県の某高原にできた別荘地の一角を、迷った末に購入しました。価格は500万円ほどで、その全額を銀行ローンを組んで支払いました。当時の銀行住宅ローンの金利は8%近かったので、銀行もホイホイ貸してくれました。
土地だけですから、家を建てるためにはさらに最低でも1000万円以上のお金がかかるでしょうが、とりあえず土地だけでも持っておけばいいか、という気持ちでした。無理そうなら売ってしまえばいいと思ったのです。
しかし、冷静になってみると、やはり家を建てる金は作れそうにありません。
※以下リンク先で
ネット民のコメント
こんな駄文しか書けないから、1000万の家すら建てられない訳かw
こいつは田舎で都会ぐらしをしようとしてねえか?
だったらスタートが間違ってるもの、反省以外することねえだろ別荘地として開発される見込みで土地を買ったけどバブルが弾けて駄目だったという話だろ
キャンプ場として買う人間に対してなんの説明になってるのやらわからんし自分にその経験もないのに飽きるに違いないというのは記事として破綻してるのでは
まあ土地を自分の名義にしたところで思い描いた通りの利用ができるとは限らないというのはその通りだろうし現にウクライナはそれをやってこうなってるのは確か>実際に現地に足を運んで見て回った田舎物件は北は宮城県、南は長野県、山梨県まで、軽く100物件はあるでしょう
頭悪そう。自分の中のプライオリティが定まってないから無限に探し回る
あと本気で買う気はない、見るだけで満足して粗探して買わない理由をつくるただのケチなんの参考にもならない駄文だった
自宅から離れた山なんか買っても隣との境界分からなくて勝手に侵入されたり不法投棄されたりして公衆便所みたいになるだけ。
相続するだけで負担が増えるだけだったからな。しかも売れない。自分が無計画で失敗した話をベースにしてて草
維持管理に金がかかるし、税金が固定費となるし
転売したくても買い手がいないからな勝手に苦しめ
> 冷静になってみると、やはり家を建てる金は作れそうにありません。
山を買うと後悔するとかそういう話以前の話
貧乏人が無理して土地を買って後悔したってだけ作家ってある意味引きこもりで稼いでる人で
一番買ったらあかん人やんwなんて中身の無い話なんだ。
まるで女のつまらん話を聞いてるみたいキャンプブームで買ってる人をよく聞く
誰も後悔してる風ではないけどな
しかし切り売りしちゃうと、いずれその山を丸ごと売りたい時に困るんじゃないか?ローン組んで家を建てるために山を買おうとした>>1が大馬鹿なだけって話だわなこの記事
不法投棄されまくって行政に命令されて自腹で産廃処理を延々と続けさせられるとか、罰ゲームにも程がある
都会の三十坪>>>>>>郊外の六十坪>>>>>>>>田舎の三百坪>>>>>>>>>>>>田舎の山
カーチャンが料理しながら洗濯して、トーチャンが洗車して、ネーチャンかシャワー浴びて、オトウトがプールで水遊びして、ばーちゃんが庭木に水をやり、ジーちゃんが芝生に散水するような家でなきゃ別に大騒ぎするような問題じゃないだろ
YouTubeでキャッキャ遊んでたりマイキャンプ場動画あげてる奴らと金額が十倍も百倍も多いからそりゃ後悔するだろうよ…というか千件も見たにしてはクズ物件しか案内してもらえなかったのか?
管理だるいとかは置いといて、たまにキャンプして山菜取ったり種巻いて植物育てるなら300回くらい他人の敷地使うのと比べて元が取れる
開発しない自然のままなら税金ゼロって言う風にしないと(ただし日本国籍のみな。外人は従来の10倍 )
空き地でも夏場は草刈りしないと、周りに迷惑かけたり、粗大ゴミや産廃、果ては死体すてられても分からない。
結局、人口増大時代でも過疎になってた理由はそれな。若い頃は自分の学歴、就職や子供の教育考えて都心、引退後は徒歩圏で暮らせるように都心。利便性で言えば、人口減少前から田舎って需要ないのよな。
これ住む前提の話じゃん。そうじゃなくて今はテキトーな空き地が欲しい人が増えてるんじゃねーの?この都会人はズレてるな。
まあ市街地からとても近い山林なのでガソリン代はたいしてかからないがそれが毎日となるとめんどくせぇよな
ただ別荘を持ちたい金持ちは、それなりの非日常を求めてるから100万ぐらいかけて豪遊したいと思うよ