【昭和歌謡】バブル前夜に流行した日本の「シティーポップ」 世界中でブーム
DJ NOTOYAこと能登谷慧さんの3000枚に及ぶレコードコレクションの一部。東京の自宅兼スタジオで(2022年2月2日撮影)。(c)Philip FONG / AFP
DJ NOTOYAこと能登谷慧さん。東京・新宿で(2022年2月6日撮影)。(c)Philip FONG / AFP
【3月6日 AFP】インドネシア出身のテル・リヤント(Tel Liyanto)さん(27)は、日本の音楽シーンで「シティーポップ」が全盛期を迎えた1970〜80年代には生まれていなかったが、「今なお色あせない」ヒット曲の数々に夢中だ。
「ディスコミュージックに似てますね。懐かしいサウンドなのに古くないのです」。広告制作会社で働くリヤントさんは、都内のバーでシティーポップに合わせて踊りながら語った。
日本の好況期に流行したシティーポップが世界中の若い音楽ファンに支持され、今リバイバルブームが起きている。ユーチューブ(YouTube)では、竹内まりや(Mariya Takeuchi)の「Plastic Love」など当時のヒット曲が数千万回再生されている。
DJ NOTOYAこと能登谷慧(Kei Notoya)さん(33)は、大学のパーティーで初めて聴いたシティーポップに魅了された。以来、約3000枚のレコードを収集してきた。当時の日本の音楽には、アメリカのロックやソウル、R&Bの要素を色濃く反映した曲が多いと指摘する。「斬新だけど、どこか懐かしい感じもします」
「生まれていなかった人でも、こうした曲を聴けば80年代や70年代のエネルギーや雰囲気を感じることができます」と話す。
ブームに乗って、日本のレコード各社は長年忘れ去られていたシティーポップのレコードを競うように再販。ストリーミングサービス配信にも力を入れている。
能登谷さんは、中古レコード店に行くと「毎週新しいものが見つかります」と話す。昨年12月には、自らキュレーションしたシティーポップのコンピレーション・アルバム「Tokyo Glow」をリリースした。
■魅力の一因は哀愁
海外では、カナダのR&B歌手、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が新曲「Out of Time」で、1983年にリリースされた亜蘭知子(Tomoko Aran)の「Midnight Pretenders」をサンプリングした。日本で活動する音楽ライターのパトリック・セントミッシェル(Patrick St Michel)氏は、「日本の昔の音楽が幅広いオーディエンスに紹介された中でも、最もメジャーな例です」と語った。
シティーポップは動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」でも人気がある。ユーザーは自分の好きな曲に合わせ、アニメ風のイラストや、80年代の服を着て一緒に踊っている動画を投稿している。
しかし今のファンは、シティーポップが醸し出す浮ついたノリだけではなく、「その中に潜む哀愁」にも引かれているとセントミッシェル氏は指摘する。「シティーポップの楽曲は快楽主義一色ではなく、どこか切ないのです」 (c)AFP/ Katie Forster
2022年3月6日 12:00
https://www.afpbb.com/articles/-/3391491?act=all
ネット民のコメント
今みたいに後からちょいちょい直せないから歌唱演奏にも気が入っているしな。中森A菜とか、いわゆる歌謡曲と言われるジャンルも今聴くとなかなかのもんよ。
全然イメージが湧かないんだけど
かもめが翔んだ日みたいなやつ?シティポップはCMを意識した作りなので、つかみが良い上にショート動画に合うんよ
いつの話してしてんだよ
3年前に終わってるよ上々颱風のパッションなんか好きだったなぁ
「噛んじゃダメ」こういうステマはホント嫌い
はいダウト
K-popの方が百万倍流行ってる1枚目の写真のシングルレコード、由利江実子「夢の中を歩こう」
音源聴いてみたけど「シティーポップ」ぽくないような>シティーポップに魅了された。以来、約3000枚のレコードを収集してきた。
渋谷系もこれだな
レコードマニアで培った引き出しの多さを糧にコンポーザーとして業界を渡り歩くのが今のプロカーステでかけてオサレだろ?みたいなBGMとかでそれをMDなんかでかけてたらもう夜はばっちりだみたいな
若い頃は松任谷由実の華やかさに惹かれたものだが、歳を重ねると竹内まりやもイイねと思う今日この頃。
松任谷由実はバブル期ではあるけど都会的なイメージは皆無だからなあ。シチーポップの定義から外れるわな。
世界中かは分からんけど、海外のVtuberが山下達郎のRIDE ON TIME歌ってたなぁ、ちょっとびっくりした
まあ、入るよね。丁度バブル期の作品とかはやっぱりあの時代の音づくりだし。「満月のフォーチュン」とかはそんな感じ。
まあ単調といえばそうなんだが、この一本調子のダイナミクスでドライブ感を維持するのは中々のもんよ (ドラムがジェフ・ポーカロっぽいが) 。このあたりは山下達郎のウデなんだろうけど。
何をもって定義するかよく分からんよな。この前地元ラジオでシティポップ特集みたいなのやっててジャミロクワイ流れてきて、コレもシティポップなのか?と驚いた。
バブル前夜で日本に勢いがあった時期の曲からな。色んな洋楽の要素も混ざってるから向こうの人にも馴染み安いだろうし
シティーポップって定義はわかるけど、人によってまたこの曲はそうだ、いや違うとか判断が分かれるんだろうね
音楽の世界でジャンルとか定義とかは商品として売るためのラベルでしかなくて、飽きられて売れなくなったらまた新しいジャンルをでっち上げてラベルを貼り替える
おっさんからしたらパクリにしか聞こえないけど、今の若者にとっちゃどっちが先かとか、分からんしどうでもいいだろ