【脱炭素】日本は世界第3位の資源量 「地熱発電」のポテンシャル ★2
地球温暖化効果を抑制するため、二酸化炭素など温室効果ガスの排出を減らす動きが世界中で高まっています。
日本でも、2050年までに「カーボンニュートラル」を達成する目標を掲げ、太陽光・風力など自然の力を利用したエネルギーの拡大に向けた動きが加速していますが、温泉を産み出す地下のマグマの熱を利用した「地熱発電」もまた、期待されるクリーンエネルギーの1つです。
■脱炭素化で普及なるか。「地中熱」活用に吹く追い風
全国津々浦々、いたるところに素晴らしい温泉地を有する日本。そうした事実が裏付けるように、日本の地熱の資源量は、アメリカとインドネシアに次ぐ世界第3位の規模。
現在、国内に存在する地熱発電所の発電能力の45倍とも言われる大きなポテンシャルを持つ地熱発電は、純国産のエネルギーとして期待されています。
そして、地熱発電のもう1つの強みが、安定的な電力供給ができること。太陽光発電や風力発電は、日照や風がなければ発電効率が大きく下がります。
地熱発電はこのような出力変動のリスクがなく、常に安定した電力供給期待できる「ベースロード電源」となり得る点も、大きなメリットの1つです。
このように、期待の大きい地熱発電の開発が国内で進んでこなかった原因の1つが、開発リスクの高さ。
発電に必要な熱水や蒸気を正確に掘り当てることは難しく、発電所の適地を見つけるための調査が進みにくいという課題がありました。
今後は、経済産業省とともに独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が積極的に調査を行い、有望な場所が見つかれば民間事業者に引き継ぐ形式で開発を加速していきます。
また、資源が自然公園や温泉地に集中していることも、地熱発電の難しさの1つ。
自然公園法や温泉法に基づく規制を受け、地熱資源の開発は慎重に進められてきましたが、2021年9月、環境省による規制の見直しの方針が決まりました。
今後は、自然公園内での地熱開発に関するガイドラインの整備が進められ、自然環境の保全と地熱発電の積極的な開発の両立を目指していきます。
温泉地でも、発電のための地熱利用が温泉資源に影響を与えないよう、十分な計画・モニタリングを行いながら、丁寧に開発を進めていく方針です。
10月8日は、国内初の地熱発電所である松川地熱発電所(岩手県八幡平市)が運転を開始した日であり、「地熱発電の日」とされています。
自然環境の保護や温泉地との共生の中で拡大を図っていく地熱エネルギーの利用。秋の気配を感じながら、温泉と地球環境に思いを馳せてみては。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b92bb16302da4f857a0a36863119309fe7ddaac
※前スレ
ネット民のコメント
おいセクシー
ハゲ山責任持って植毛しろよwリニアのトンネル問題と同じで温泉街が100%保証なければ反対と言うから無理だろうな
これに太陽光発電、風力発電組み合わせれば
火力や原子力発電減らせるな韓国製、中国製ソーラパネルを設置するだけの太陽電池が1ヶ月ですむのと比べるとあまりにも過酷な世界だ
極端な言い方すると、火山の噴火が向こう30年まで予測できるようになってはじめて実用レベルになる。
日本は、安倍政権の悪政のおかげで、石油ガス石炭を買いまくり、国富を流出させて、地熱発電には手を付けず
膨大な初期投資というリスクを払って資源開発するより、中国や中東から買うほうが短期的に見て圧倒的にコスパ良いから
でもさ、日本の至るところに地熱発電所を建てて、限界まで地熱を使い尽くしたところで、原発1基にも満たないんじゃないかな
ジミン党は利権にならないことを国家国民のため、地球環境のためだと言ってやると死んでしまう弱い生き物だから
地熱発電所とセットでインフラ整備して客を呼べる併設施設を作ってくれるなら大歓迎というところも少なくないはず。
メタンハイドレートと一緒でいざ実用化しようとなったらアメリカに勝手に忖度して調査だけするようになんだろ。
俺は日本で相対的にリスクが小さい原子炉はベースロード電力で稼働させながら、地道に自然エネルギーを積重ねるしかないと考えている。
いざとなればEUからスポット価格で電力購入可能だからここまで思い切った事が出来るのだろうが。洋上風力も今年は稀に見る外れ年だったようだし、一気には進まないと思う。コツコツ積重ね、どのような電力構成が可能なのか手探りで進まないと痛い目に合うだろう、日本は。