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「ラーメン1杯2800円」、米国バブルは日本バブルのデジャヴだ


現代ビジネス11.08大原 浩
https://gendai.media/articles/-/101789

TBS NEWS DIGで「アメリカではラーメン1杯2800円!? 記録的な円安・物価高でアメリカ在住の日本人が苦境に…現地の価格を徹底調査」と報道されるなど、日本と比較した米国での物価高が話題になっている。

元々、9月の米消費者物価指数が前年同月比+8.2%と高水準にある上に、年初には110円台であったドル円相場が、日本銀行の介入があったにもかかわらず現在150円近辺である。

日米の価格差はある意味当然ともいえる。

だが、実は日本のバブル期には、この状況が真逆であったのである。

当時海外からやってきた金融関係者たちは、それなりの高給取りであったはずだが、日本の「バブル価格」に恐れをなしていた。例えば、宿泊しているホテルのレストランの料金が(彼らにとって)「目の玉が飛び出るほど高い」ため、「近くに手ごろなレストランは無いか」とよく聞かれたものだ。

だが、バブル期の日本人はその価格を当然だと思っていた。

また、5年前の2017年12月11日のBUSINESS INSIDERの記事ですでに、「仕事をしていてもホームレス ―― シリコンバレーの“ワーキングホームレス”の厳しい実情」と異常に高騰する生活費問題が取り上げられている。最近でも10月28日、日本経済新聞「シリコンバレー、ホームレス増加の裏事情」との報道がある。

また、ムーバーズドットコムによれば、シティセンターの1ベッドルーム フラット(アパート)の家賃は2200ドル以上、150円換算では33万円以上になる。また、前記日本経済新聞の記事では、2022年8月のサンフランシスコ周辺の一戸建て住宅価格の中央値は110万ドル(約1億6500万円)である。

日本人の給与がバブル崩壊以降上がっていないと指摘する非難めいた記事をしばしば見かけるが、その同時期にデフレで物価も下がっているのである。

例えば(当時の最安値で言えば)マクドナルドのハンバーガーが1個59円、吉野家の牛丼が一杯280円、さらには多くの雑貨を100円ショップで買うことができた。

だから、表面的な給与が上がっていなくても、日本人の暮らしぶりは決して悪くなかったのである。

だが、現在のところ海外から遅れてはいるが、日本の物価上昇がスピードアップしていることは読者も大いに感じるところであろう。

しかも、大きな問題は、日銀がいまだに「超金融緩和」を続けていることである。2月26日公開「強烈インフレを目の前にして黒田日銀は日本をトルコにするつもりか」で述べたように、インフレの状況において「金融緩和」を行うことは禁じ手である。さらにインフレを加速させることになるからだ。

その結果、1月31日公開「今度のインフレはものすごく強烈で悲惨なものになるかもしれない」という事態から日本も逃れられなくなる。

特に、ここのところ顕著になっているが、最初はやせ我慢している企業も、他社が値上げに踏み切れば一斉に値上げに走る。日本企業は横並びだから、値上げが始まると怒涛のような「ビッグウェーブ」になるということだ。

日本でラーメン1杯2800円時代がやって來るのは、それほど遠い先のことではないかもしれない。

米国(海外)では、庶民(高額所得者ではない)向け店舗のサービスは質が低くて当然だ。

例えば、飛行機にはファーストクラス、ビジネスクラスなどがあって至れり尽くせりの快適な旅を過ごせるが、エコノミークラスでは「必要最低限」のサービスが提供されるのと同じである。

金を払わなければ「快適なサービス」を受けることができないわけだ。欧米(あるいは日本以外の国)では、すべてのサービスに明示されていなくても「富裕層用」と「庶民用」の区別があり、そのサービスの質には大きな違いがある。

だが、日本では居酒屋でも充分な「おもてなし」を受けることができる。(庶民向けの)一般小売店でも同じだ。一部の例外はあっても、笑顔で心地よく接してくれる。

かなり以前だが、居酒屋のワタミで従業員が膝をついて顧客のオーダーをとっていることに腰を抜かすほど驚いた。価格帯から考えれば日本以外の国ではありえない話だ。

11月4日公開の「米国型ルールが限界の今、『日本品質』の背景にある精神性に気づこう」で述べたように、日本人が金銭的報酬以外に「仕事の充実感」などの精神的見返りを重視することが大きな理由の一つであろう。日本でチップ制度が無いのがその証拠だ。「小銭のために働いているのではない」という誇りを多くの人々が持っているのだ。

その結果、日本では収入がそれほど高くなくても、快適な暮らしを享受できる。また、(収入が少ないからと言って)社会的な差別を受けることも無い。
※以下出典先で

ネット民のコメント

  • 何この駄文
    経済は、ちゃんと理論に乗っ取って運営しないと駄目だと言うことが 30年やっても分からないのか



  • ビックマックも300円代だったから今より安い

  • あのさー
    あれはバブルじゃなく『ハイパーインフレ』って言うんだよ
    アメリカ人でも給与が追い付かずベーグルや人参程度が買えない人が大量続出してんだから

    しれっと情報隠蔽してんじゃねーよ

  • ただのインフレですけど

  • バブルでは無く単なるインフレでは(笑)
    貨幣価値上昇政策(デフレ政策)をやった日本が異常なだけで(笑)

  • いや、普通にインフレしてたら
    日本もラーメン1500円は普通になってた

  • 5年前のハズレ記事がまず恥ずかしい

  • 文中に自分が書いた過去記事をちょいちょい出して
    セコくPVを稼いでいくスタイル

  • 2800円のラーメン、給与は30万円、そんな時代が来るのかもな
    給与は上がらないからな、本当に

  • 物価って下げる事は出来ないの?
    給料上げる方が簡単なのかよ

  • 確かに日本は高い高い言われてた時代
    高いくせにウサギ小屋に住んでるとか言われてたな

    貨幣の価値、収入と生活の質がイコールじゃないところは考えさせられる

    日本は便利便利、質高い高い、安全安全って決まったように旅行者言ってるよな

  • もう貧乏国になるのは避けられないから気の持ちようで乗り切ろうって話?

  • ラーメン一杯¥2800か・・・・

  • ラーメンなんて向こうの一般食じゃねえだろ

    マスコミ馬鹿比較やめろ

    マジで逮捕しろよ
    ゴミ

  • 日本も全体賃金が上がればw
    問題にはならんだろーよw
    円安だけなら仕方ないでおわるw

  • 実はドルベースだと日本の倍レベルでしかない。
    円安だから換算して3倍なだけ。

  • アメリカのラーメンって
    もともと1杯2200円とかじゃなかったっけ?
    値上げ幅としては他と比べて穏やかなんだけど
    日本人の感覚からすると凄まじい値上げ幅に見えるよなw
    にほんの宅配ピザの値段を見てアメリカ人が驚くのと同じような感覚かw

  • アメリカ在住の日本人なら円安関係無いやろw

  • ナイナイ。

  • NYは直近物価高の反映早くて年収1500万ぐらいでも結構生活キツいって話聞くとウーン……とも思ってしまう

  • デフレで価格競争に陥り海外からの質の悪いクズ肉や劣悪品を安く売ってただけにすぎないけどな、海外がインフレして仕入れコストが増大して結局安い質の物を高い値段でしか買えなくなった、相対的に貧しくなったのなら結局はインフレを拒否してデフレのぬるま湯に浸かってあぐらをかいていた怠け者のジャップの自業自得としかいえないよね(-。-)y-゜゜゜

  • 15~20年ぐらい前はラーメンなんかその辺の専門店っぽいとこでも500円で食べられたし180円ラーメンなんてものもあった

  • リフレ政策の結果がこういうことになってるのに、諸悪の根源のバーナンキにノーベル賞を送られたというのが意味不明

  • 理由はどうあれドルが高くなってるんだから輸入に苦しんでるのわからんのか。それにGDPも台湾に抜かれたんだぞ。認めたくない気持ちは分かるけど日本は既に後退国

  • 弁護士も制度の違いでアメリカではさほど難しい資格じゃないのに日本だと弁護士かよーと一目置かれる職だし

転載元:http://itest.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1667855340/