石破首相「どちら側にも立たず」 G7結束維持に全力―米ウクライナ決裂
石破茂首相は3日の衆院予算委員会で、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が決裂したことに関し「どちらかの側に立つつもりは全くない。いかに米国の関与をつなぎ留め、G7(先進7カ国)全体の結束を図るかに尽力していきたい」と語った。
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首相は「ゼレンスキー氏の訴えが十分な功を奏さなかったとすれば極めて残念だ」と指摘。一方で、トランプ氏がゼレンスキー氏を責め立てたことに関し「トランプ氏なりの思い、米国がどこまで負担すべきなのか、納税者のためにどうすべきなのかという考えはあったんだろう。ウクライナ側からそれにふさわしい思いが提供されていないという思いがあったのだろう」と推し量った。
首相は「今日のウクライナはあすの東アジアかもしれない。戦いを起こさないため抑止力を着実に高めることも考えていかねばならない」とも強調した。
時事通信 編集局2025年03月03日12時05分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025030300231&g=pol
ネット民のコメント
大戦後、軍事では米国頼りだった欧州がどこまで自立的に行動できるのか、両国政府の手腕に期待したいところです。