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塾に行けない生徒に無料オンライン学習で支援 「心の穴埋まった」の声 困窮世帯の1割はネット回線ない課題も


※調査期間:2023年9月25日~10月10日

塾に行けない生徒に無料オンライン学習で支援 「心の穴埋まった」の声 困窮世帯の1割はネット回線ない課題も:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325236

2024年5月5日 06時00分

<子どものあした>

大学や高校への進学を目指す生活困窮家庭の子どもたちは、経済的な負担が壁となり、学習塾や家庭教師を利用できないことも少なくない。壁を乗り越える生徒らの背中を押すのが、オンラインでの学習支援。活用が注目される一方で、通信環境の格差という課題も浮かぶ。(中村真暁)

◆「分からないことを聞ける所が欲しかった」

「学校生活はどう? 勉強の振り返りは順調?」。子どもの貧困対策に取り組む認定NPO法人「キッズドア」(東京都中央区)スタッフの三沢和也さん(30)が、都内のビル街の一室でモニターに話しかけた。画面には中国地方の男子高校生(17)の顔。支援は教師とオンラインでつながっているイメージで、勉強を教えるほか、面談では雑談を交え、学習状況や進路希望を聞き取る。

この生徒は塾に通ったことがない。「分からないことを聞ける所が欲しかった。自分の状況をスタッフと共有でき、心の穴が埋まるみたい」と笑顔を見せた。「学校で先生に聞きたくても、どこにいるか探すのが大変。すぐに質問できるオンラインは自分に合っている」と満足そうだ。

◆勉強法など伝える受験情報セミナーも

キッズドアのオンライン学習支援は無料で、ひとり親や住民税非課税といった困窮世帯の高校生が対象。本格始動した2023年度は約100人が利用した。卒業生には、難関私立大や国立大の合格者もいる。

国内外のアルバイト学生らにオンラインで質問できるほか、自室がなくても勉強に集中できるよう、オンラインで入る仮想の「自習室」を設ける。勉強法などを紹介する受験情報セミナーも催す。こうした手法で、自治体の学習支援事業にも参画する方針だ。

執行役員の松見幸太郎さん(54)は「場所の制約を受けないオンラインなら、運営者も利用者も負担が少ない。学習塾などの教育資源が乏しい地域の子も利用できる」と利点を強調した。



◆オンライン学習の「入り口」に立てない子も

子育て中の生活困窮世帯の1割にインターネット回線がないことが、キッズドアの調査で分かった。2023年度のキッズドアのオンライン学習支援では、利用者の4人に1人は家庭の通信環境が不十分で、タブレット端末やWiーFiの携帯ルーターを貸し出した。ネット環境が整わず、オンライン学習の「入り口」に立てない子がいる。

調査は昨年9~10月、生活物資などの支援を受けている家庭を対象に実施。回答した916世帯の9割が母子世帯で、8割超が年収300万円未満だった。

ネット回線が家に「ない」と答えた家庭が9%。「ある」ものの「通信容量制限あり」が15%、「使い放題」が75%だった。所得が低い家庭ほど、回線がない割合が高い傾向にあった。

◆「すべての子どもたちがアクセスできる環境整備を」

オンラインで体験活動や人と交流する「オンライン居場所」の利用経験があるのは就学前で5%、小学生16%、中学生19%、高校生世代で18%。いずれの年代も利用したことが「ない」が最多で、6~8割を占めた。居場所が浸透していない実態が浮かぶ。

中学生では、国のGIGAスクール構想で学校から貸し出された端末を「自由に使える」生徒が19%。「学校の勉強目的に限定して使える」が45%、「使えない・持ち帰っていない」生徒が29%いた。

(略)

※全文はソースで。

ネット民のコメント

  • ネット利用してますか?ってネットでアンケート取ってた所に似てるなw

  • そんなことすると、うちのこはこんな馬鹿クラスのハズありません!!とかクレームつけられたりするのでは

転載元:http://itest.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1714866689/