【国債】長期金利 一時0.745%まで上昇 2013年9月以来10年ぶりの水準
長期金利 一時0.745%まで上昇 2013年9月以来10年ぶりの水準
2023年9月21日 11時18分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230921/k10014202051000.html
21日の債券市場では日本の国債を売る動きが強まり、長期金利は午前中に一時、0.745%をつけ、10年ぶりの高い水準となりました。
国債は、売られると価格が下がって、金利が上昇するという関係にあります。
21日の債券市場では日本国債を売る動きが強まり、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが午前の取り引きで一時、0.745%まで上昇しました。
これは2013年9月以来、10年ぶりの水準です。
アメリカの金融政策をめぐって20日、FRB=連邦準備制度理事会の会合の参加者が示した政策金利の見通しやパウエル議長の会見を受け、金融引き締めが長期化するとの観測から、アメリカの長期金利が4.4%を超え、およそ15年10か月ぶりの水準まで上昇しました。
これを受けて日本の債券市場では、長期金利がさらに上昇しても日銀がこれを抑える対応を取りにくくなるとの見方から金利の上昇圧力が強まっています。
さらに、日銀が今の金融緩和策を修正するタイミングが近づいているのではないかという観測も出て、国債を売る動きにつながっています。
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ネット民のコメント
しかし物価の上昇幅よりは金利の上昇幅が小さくなる傾向があって、実質金利は上がらないどころか下がる