「早く楽にしてくれ」終末を考える高齢者からの“叫び” 法制化が見えない日本の「尊厳死」★2
オトナンサー 2023.01.07
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ca2cbaf76493203548a9f6a68c6a6d99181aa0d?page=2
「なぜ日本では、法制化の機運さえもないのでしょうか?」。
高齢者から手紙を受け取った筆者が考える、現在の日本で放置されている「死」の問題とは。
(NPO法人・老いの工学研究所 理事長 川口雅裕)
文藝春秋12月号に、「ゴダール『安楽死』の瞬間」(宮下洋一氏)という記事がありました。
「勝手にしやがれ」(1960年)などで知られる映画監督、ジャン=リュック・ゴダール氏が、スイスの団体の支援を得て、2022年9月、薬物を服用して安楽死した件に関するレポートです。
記事では、「日本では安楽死を検討する方向にはまだ動いていないが、個人の生き方(つまり「死に方」)を全面的に尊重する欧米社会との違いによるところが大きい。
(中略)安楽死とは本人の希望だけでなく、残された家族の受け止め方も重要なはずである。周囲の気持ちをおもんばかる日本では、ゴダールのように『個の生き方』を貫くことは簡単ではない」と、この問題の難しさを指摘しています。
とはいえ、日本の高齢者の死の捉え方、死への向き合い方はかなり変化してきました。葬儀は身内だけで済ませるケースが増え、葬儀をしない「直葬」という形も出てきています。
「墓じまい」や散骨を望む人が増えているのも、自分の命を自分だけのものとして、残された家族への影響を最小限にしようとする意思の表れとみていいでしょう。
すっかり一般化した「終活」は死を前提にした取り組みですから、死という言葉を口にするだけで「縁起が悪い」と考え、思考や対話から排除していたような、ひと昔前とは様変わりしています。
実際、筆者に次のような手紙が届いたことがあります。
(一部省略) 「日本では、『本人の意思』や『家族の要望』は無視され、『命は大切なもの』『命はかけがえのないもの』という一方的な倫理観から、徹底的に『延命治療』が施されます。
一方で、苦しみに耐えながら生き永らえている本人にとって、その措置が本当に人間の“尊厳”に照らした“倫理”なのだろうか? “幸せ”なのだろうか?
私事ではありますが、過去15年の間に、『延命治療』により両親と姉の3人の、病魔に冒され、哀れで悲しく、苦しみながらの最期をみとった経験を持っております。
かくいう私も現在83歳、いつなんどき、前記のような状況になるかもしれない年齢になっています。
『あなたの命はあなただけのものではないよ、親も子もきょうだいもいるよ、皆を悲しませてはいけないよ、元気で長生きしなくちゃ、命は大事にしなくちゃ…』と、もっともらしく言われています。
しかし、苦しみと絶望の中にいる本人にとっての本音は、『社会や親きょうだいはどうでもいい、早く楽にしてくれ、早く死なせてくれ!』だと思います。
何といわれようと、『命の尊厳』は究極のところ、その人のもの、本人のものです。
なぜ日本では、法制化の機運さえもないのでしょうか? 日本でも、欧米の国々のように『終末』を迎えたときの『尊厳死』や『安楽死』の法制化を検討すべきです」とありました。
⬛放置されている「死」の問題
このように、自分の死に向き合い、“死に方”を考える高齢者が増えてきたのに、それを支える仕組みの検討は遅々として進んでいないのが日本の現状といえるでしょう。
※全文はソースでご確認ください
★1 2023/01/07(土) 06:43:22.53
ネット民のコメント
戻る気になりゃいつでもおいでよ
またこういう一人の意見をさも高齢者の代表かのような意見のようにして押し通そうとする
長野のクレーマー教授と一緒
尊厳死を認めてない国は死刑も廃止にしてねえよ
死ぬまで苦しんでもうか
苦しんで死んでもらうか人権のない愚かな国では、死ぬ権利が、死ぬ義務となる、、、
『社会や親きょうだいはどうでもいい、早く楽にしてくれ、早く死なせてくれ!』
死なせられないから死ぬまで寝てろ、ということかな?そのころ岸田は。。。
岸田総理ら総理官邸に、旬を迎えたブリとズワイガニが贈られました。
板前
「どうぞ、宝箱になってます」
岸田総理
「わあすごい!食べて良い?食べて良い?」
輪島塗の器に入れられた冬の味覚の代表、ズワイガニと寒ブリ。
石川県から届いたのは、2万匹に1匹の割合でしか水揚げされないという貴重なズワイガニや、厳しい審査によって選ばれたブランドものの寒ブリです。不要な大学潰せば経済が学生に依存してる大学城下町が破綻してしまうから潰すに潰せなくなってるからなあ
こういう状態になってしまったのですから積極的な治療は結構ですと覚悟を持って言えよ。それが本当の愛情だろうが
尊厳死に関しても合法化はされていませんが、厚生労働省や日本医師会が尊厳死に関するガイドラインを策定しています。
人間生きてたら1分1秒死に向かってんねから、しっかり死に向き合う死を考える事って大事やと思うわ。そんなん考える暇あったら遊びたい気持ちも分かるけどさ~
どっちにしても家族が家族の死を受け入れる覚悟がないのが根本の問題だと思うしそれは間違いないだろう
こんなふうに他人が楽になることが許せない奴が少なからずいるのもこの国で尊厳死の議論が始まらない理由の一つ
寝たきりでもご飯食べられるうちは顔色良かったり時々意思疎通できて話しかけてくれようとするから生きててほしい
もしそれが大勢の民意であれば家族や社会が歯を食いしばってでも頑張るしかないわな。それもひとつの選択肢だと思う
点滴を患者さんが無意識に抜かないよう、家族の同意を得て手を縛ることがあります。これを「身体抑制」といいます。
人格をデータ化できて(嘘だけど)電脳世界で何の憂いもない精神体として生き続けられます、苦しい肉体を脱ぐだけで子孫ともメールもできる新しい天国ですよ、みたいな設定を作ってだな…技術が熟せば本人ベースに若返らせた肉体に戻れるとか何とか
医者は安楽死を認めると商売上がったりになるから反対だろうが、安楽死費用100万円だったら賛成に回るだろw
しかしその時になったら重いぞ・・・。胃ろう拒否れば親の死が決まる。自分の意見で寿命が決まるのは。じき死ぬと分かっていてもな。経験した者にしか分からぬ。
ひと頃問題化して延命のためのいろうを新規につくる人は今ほとんどいない気がするけどどこかでまだやってるの?
財産があるやつほど生前贈与だの財産管理の会社作るだのして、正直に巻き上げられるのは貧乏人だけだと思うけどな
本人の意識が既にもうない状態で輸液を減らして脱水でいかせるのは本人の苦痛はかなり少ないみたいな話だな
そう言いながら最後まで延命治療を続けられた妹を見るのはとんでもなく辛かった。自分のトラウマにもなった。
キリスト教がメインの欧米では逆に他人の口に無理に押し込むのは虐待扱いなんよね。北欧の人たちが日本の高齢者施設での食事介助を視察して驚き失望して帰国したらしいわ。
お前は自分が痴呆になった瞬間を見極めて「おっしゃ最近物忘れが酷くなった。ポチッとやってくれ」って言えると思うのか?想像力無さすぎ。他人事でしょ。お前明日自覚したらしう言えるの?
安楽死が認められればコロナで重症化した老人を何ヶ月もICUやエクモ独占しないで、病室空くし中等症状が助かる