我が国の電力供給が不安定な理由 ソーラー発電が大量に普及したため、火力発電が不採算になり火発に追加投資できなくなった
2022.08.29 
# 企業・経営 
# 環境・エネルギー 
# 政治政策 
新電力挫折、冬の電力不足も決定、空中分解、日本のエネルギー政策 
脱炭素と再エネに殺されました 
(中略) 
ツケを払うのは国民です 
その結果として、これらの不安定な発電量をカバーする目的で、本来はベースロード電力を担うはずのLNG火力発電所などを動員してきて、大幅に変動する発電能力の山と谷を平準化させる方策を電力大手各社は採用せざるを得なくなります。 
我が国の電力供給が不安定な理由として、よく「脱炭素を進めるために火力発電所などでの発電を控えたから」と言われますが、実態は少し異なり、「日照のある昼間しか発電しないソーラー発電が大量に普及してしまったため、需給調整のために火力発電所がバッファに回され、発電したりしなかったりするために稼働が不安定となり不採算であるため、火力発電所に追加投資ができなくなった」というのが実際です。 
しかしながら、いままでは地域の寡占と引き換えに、総括原価方式と電力供給義務を課されてきた大手電力会社各社は、電力自由化とともにこの電力供給義務を事実上外されたこともあって、需要予測に基づいて電源開発のための投資ができなくなってしまったのは特筆されるべきことです。 
つまり、電力であれ水道・下水道であれインターネットであれ、民営化、自由化の美名の元に投資効率を高める政策を主導した結果、安定した需要を前提とした電源開発のような巨額資金を投資に充てることを見送ってしまいます。 
インフラの質が低下するだけでなく、供給義務もなくなれば、価格高騰はおろか停電や断水されても事業者には限定的な責任しかなくなってしまうという矛盾を引き起こすことになります。何事もなく儲かるときだけ宣伝をして、仕入れ価格高騰などで危機が発生すると、廃業してケツをまくって逃げることも可能なのが自由化の悪しき側面で、こんな仕組みが、電力供給のような中長期の計画を擁する国民生活の根幹のところを担えるはずがないのです。 
https://gendai.media/articles/-/99084?page=4
ネット民のコメント
- 知ってた 
 だからミンス党もジタミ党も小池ババアも太陽光発電を推進した
- 東電が廃業して、原発だけが残されたとしたら、僕らはどうなるんだろう?? 
- カンチョクトに責任取らせろや 
- ・・・ハァ? 
 EUの脱炭素に乗らざるを得なかったから、だろ?
 太陽光とか関係ねーつの。
- 減らそうとしてたんやし当たり前だろそりゃ、、 
- 筆者が山本一郎 
- 天候を操れない限りソーラー発電に頼るべきじゃないわな 
 あくまでサブの電力に止めないと
- 全部の建物に太陽光発電取り付けを義務付けて、今から取り付ける人達のを全て補助金で補えば良い 
 結果的にエネルギーにかかる国や個人の負担は劇的に減る
 車もEVオンリーにしたら家で充電出来る
 太陽光発電と蓄電に完全に切り替えたら雨の日も大丈夫なので原発なんか必要なくなる訳だ
 これに早く気付いた方がいい
- 的と逆方向にダーツ投げてるレベルの考察ww 
- 原発の安全設備費に大金使っといて何を言ってるんだw 
- > 山本 一郎 
 > インターネット普及期の初期からブロガーとして活躍。
 インターネット普及期の初期にblogなんて無かったろう。我田引水な自己紹介だな。「普及期」を具体的に示せよ。
 クリーンなエネルギーを使い環境保全をするためには犠牲は払わなければいけません。
 安易に原子力という悪魔=パンドラの箱に頼ることなく、不便でも太陽光エネルギーを使いましょう!
- 違うよ 
 SDGsに国連で従うことになって、二酸化炭素排出規制が強くなった
 だから火力が安定してなくて、「足りないときだけ火力」という調節弁にしてたら
 福島の地震で壊れて直しても採算とれなくなった
 原発も減らす、石炭火力やめる、水力は増えない
 風力も増えない、太陽光は天気に依存
 この火力を安定して回せない状況が火力修理をしなくなった理由
- 違うよ 
 SDGsに国連で従うことになって、二酸化炭素排出規制が強くなった
 だから火力が安定してなくて、「足りないときだけ火力」という調節弁にしてたら
 福島の地震で壊れて直しても採算とれなくなった
 原発も減らす、石炭火力やめる、水力は増えない
 風力も増えない、太陽光は天気に依存
 この火力を安定して回せない状況が火力修理をしなくなった理由
- カンガンスのせいでメルトダウンがおこり、電気料金があがり支那土人国のソーラーパネルを金を払いまくり、土砂災害が起こったんだよな 
- 送電網の整備不足と需給を調整するシステムの欠如、つまりは20世紀レベルの仕組みから一歩も進歩してないことだ 
- 送電網の整備不足と需給を調整するシステムの欠如、つまりは20世紀レベルの仕組みから一歩も進歩してないことだ 
- 燃料が手に入らないリスクを考えると火力に補助金を出してでも全体の燃料が減るように舵取りすべきだな 
- 太陽光自体は集積型の発電と違って送電線が切れたり運転停止する戦時にも強いから良いと思うけど火力と原子力を捨てるのは馬鹿 
- 原発動かせは解決。CO2も出さないし。日本の原発のハード自体はトップレベル。トラブル対処さえ厳密にやれば運用も危なくない。 
- 太陽光は増やさないで、減らしていくのがベスト。そしてベストマッチするところで運用していくのが理想。再エネ賦課金も無しな。 
- 再生エネルギーはベースになり得ないんだから原発か火力に頼らないと安定供給できない。でも2035年のカーボンニュートラル目標があるから減価償却ができないかもしれない火力の新規増設には踏み切れない電力会社。今から作っても実質10年でお蔵入りになるかもしれないのに多額の設備投資はできないから今ある古い火力でやりくりして電力不足を補うしかない状況だろ 
- 欧州最大の経済国であるドイツではエネルギー価格の高騰、優遇措置の導入、太陽光発電技術の浸透により、太陽光発電に対する需要はすでに高まっていた。しかしこのところ消費者はかつてなく高い光熱費と高温に直面し、来たる冬に暖房を利用し続けられるかどうかという不安も再燃している。 
- 記者が悪意で引用から外してるけど、筆者が言うとおり蓄電池や送電網の強化、出力変動の小さい洋上風力の強化が解決策 
- それはこの先の技術革新や抜本的な政策変更、インフラ整備などこなせばできるかもしれないが直近の話ではできてないのでとりあえず今の電力不安には対処しないといけない。再エネがベースになれるのは早くても数年後だろう