政府やマスコミが「若者の恋愛離れ」というインチキ話を報道し続けるワケ…“恋愛しない若者”は、少子化対策失敗の格好のスケープゴート
マスコミが「若者の○○離れ」と言いたがる理由
20代男性のおよそ7割が配偶者や恋人がおらず、およそ4割にいたっては「デートの経験がない」――。内閣府のそんな調査データを受けて、マスコミが「若者の恋愛離れ」だと騒いでいる。
(中略)
「20代独身男性の4割がデート未経験」なんて話は昨日今日にはじまったことではなく、今のおじさんたちが“ナウなヤング”だった35年前から存在していた。つまり、時代に関係なく、「若い男性というのはもともとそういうもの」である可能性が高いのだ。
1980年代後半から「恋愛できない症候群」というネーミング
1987年の厚生省人口問題研究所の「独身調査」によれば、20~24歳の男性で交際している恋人・婚約者がいると回答したのは26.8%しかない。25~29歳の男性でも25.6%だ。つまり、20代独身男性の7割が配偶者や恋人がいないという今回の内閣府データとあまり変わらない結果だ。
(中略)
さて、そこで次に気になるのは、なぜマスコミは「若者の恋愛離れ」などという与太話をでっちあげてきたのかということだ。
ひとつには、先ほど申し上げたように「若者の○○離れ」が数字の稼げるキラーコンテンだからということもあるが、もうひとつ大きいのは、マスコミの大切な情報源である「政府」に吹き込まれたということが大きい。
(中略)
実は世間的にはあまり知られていないが、少子化というのは、「日本の無策」を象徴する問題だ。50年以上も前からこうなることはわかっていたが、政治が何も有効な手を打つことなく放置してきたからだ。
例えば、1967年4月27日の「ふえる老人 減る子供 人口問題をどうする 厚相、審議会に意見きく」という読売新聞の記事では、以下のような厚生省人口問題研究所の推計が掲載されている。
<総人口は約500万人ずつ増加しているが、これも昭和80年(1億2169万人)をピークとして減少に転じる。(中略)昭和90年には幼少17%、成人63%となり、老齢人口が20%を占めるという>
実際のところ、昭和80年にあたる2005年の人口は1億2777万人で試算よりも増えたが、昭和90年にあたる2015年の15歳未満は12.6%、65歳以上は26.6%となり試算よりも深刻なことになった。このようにある程度のバラつきはあるが、実は日本は50年以上前から現在の「危機」をある程度、正確に予見していたのである。
しかし、何もしてこなかった。
50年前に予測された通りのシナリオが進行
国は、独身者への調査を繰り返すだけで、「恋愛離れだ!」「結婚に価値を見出していない」なんて「若者の意識」のせいにして、諸外国がやっているような対策をサボってきた。
(中略)
こういう問題を政府が50年放置してきたことで、日本の少子化は拍車がかかってしまった。何もしなかったので、50年前に予測された通りのシナリオが進行しているのだ。もちろん、政府としてはそういう話になることは避けたい。結果が伴っていないのは動かし難い事実なのだが、国は少子化対策をずっと力を注いで一生懸命やってきた、としたい。
(中略)
「恋愛をしない独身の若者」は格好のスケープゴート
国は少子化対策に力を入れてきたが、それ以上に足を引っ張っているのが、若い男性たちだ。彼らが恋愛に後ろ向きになってしまったことが最大の問題ということにしてしまえば、すべて解決だ。国は無策の責任を取らなくていいし、「若者の恋愛をサポートします」なんて上っ面の話をしていれば、賃上げや子ども対策という面倒な話に着手しなくて済む。
(中略)
これから人口減少はさらに拍車がかかる。1年で鳥取県と同じ人口が消えていくので国内経済も加速度的に縮小していく。尻に火がついた時、「こんな状況になるまで放っておいたのは誰だ!」と犯人探しが始まる。
その時、「恋愛をしない独身の若者」は何度でも格好のスケープゴートにされるだろう。
「日本が衰退したのは、ゲームやアニメばかりを楽しんでデートもしない自分勝手な男が増えたからだ!」「最近の若者は何事にも臆病でダメだ!我々が若い時は女性には当たって砕けろだった!」なんて感じで、おじさんたちも怒りをぶつけやすい。政治家も選挙で叫びやすい。若者はそもそも投票に来ないので、いくらディスっても痛くない。
「若者の恋愛離れ」というインチキ話は、そう遠くない未来に始まる「若者ヘイト」の序章なのかもしれない。
https://diamond.jp/articles/-/304857
ネット民のコメント
だから若者は自民なんかに投票しちゃ駄目なんだよw
村社会が終わって圧力と世話焼きおばさんがいなくなっただけ
日本では昔から自由恋愛で付き合う男女は少なかった>>こういう問題を政府が50年放置してきたことで、日本の少子化は拍車がかかってしまった。
なら当時の担当大臣や総理大臣の責任をとことん追求しろよこの記者は若いのか?
50年前の雰囲気を分かってない
1974年第一回日本人口会議で
少子化推進したんだよ
中国は少し遅れて一人っ子政策を始めた
何もしなかったのではなく、少子化を進めた
昔の書類のひとつから自分の都合の良い箇所を見つけて都合よく解釈してはいけないもう現象は止まらないと見込んで、若い人は近親姦の話題を良くしているよ
潜伏遺伝を発現させるとほとんどは病気になるが、極稀に超天才が生まれるんだと10割になるまでとまるんじゃねえぞ....!
先進国では子供の労働や換金は禁止なので金の無い男はモテない。また女に教育が施されているので、女が将来の予想(消費税や社会保険料の増税、養育費など)を出来るため、金の無い男はモテない。
子供製造→時間と金が必要
金製造→刷るだけ
財務省「金が欲しい!金!金!増税!増税!国家財政は家計簿と同じ!」
結果→コロナ医療の看護師、保健所職員不足、自衛隊不足。2050年頃には少子化で領土と円の底抜けだろう。恋愛結婚は江戸・明治時代に溯っても3割程度だっけか
そして今やお見合いは良くないものという風潮によって、これまでお見合いで救われてきた人々が結婚しないまま終わるようになってきた
それだけのこと詭弁記事。
『~離れ』はマスコミがネタとして流してるもので、自由恋愛を原則としてきた風俗はメディアが造成してきた空気だろ。
政府は元より関係無い。スケープゴートにされてるとして、だ。
少子化のおかげで若者の数は常におっさんに負けてるので跳ね返すことができんわけでw>1987年の厚生省人口問題研究所の「独身調査」によれば、20~24歳の男性で交際している恋人・婚約者がいると回答したのは26.8%しかない。25~29歳の男性でも25.6%だ。つまり、20代独身男性の7割が配偶者や恋人がいないという今回の内閣府データとあまり変わらない結果だ
いや、そもそも独身者の比率が違うと思うんだがまぁそうだろうな
少子化は日本だけの問題じゃなくある程度先進国になれば必然的に起こる現象
これは途上国なら10才にもなれば家計を支える働き手になるはずの子供に高学歴化に伴ってさらに10年も高額な教育費が家計にのしかかる
親も高学歴になれば自分の将来のシュミレーションもできるからどれくらい稼がなければならないのか解る
そんな状況で戦前のように何人も子供を産もうというインセンティブが働くはずもない年金支給額を下げるのは国民が子供を産まないせいだってやつね。
自民党が腐っているから老後の資金を貯めてたら、今度はマイナンバーで収支握らせろだからなあ。お前の記事は焦点ボケまくり(笑)
そもそも結婚してる夫婦が子供作ってねえんだから
未婚率だの草食系だのの問題じゃねえわな
無関係ではないだろうがこういう危機を煽るような記事はマスコミが数えきれないほど出しているが
どれ一つとして「本当の理由は女の社会進出と極限までの女優遇と男への奴隷扱いだ」という
真実は口にしない。売れ残りの妬みかw
今の若者というより、自民党と公明党が就職氷河期以下の国民をどんどん貧乏にしてきた結果がこれだろ。もう一度言うが、自民党だけじゃないからな。公明党も若い世代を貧しくしてきた張本人だからな
パラサイトシングルだの希望格差社会だのほざいていた中央大教授が、今度は若者の結婚離れとか言い出した訳か?お前が散々、氷河期世代を貶めたから少子化が激烈に進行したというのにw
【ベストセラー】「結婚滅亡 ~「オワ婚時代」のしあわせのカタチ~ 」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
いいや途上国のように人口が増え続けるのはありえないにしてもここまでひどいのは根本的には貧困化のせいじゃね
Dappiがどうとかいうのは膨大な世論工作ネットワークのほんの氷山の一角でかなりの予算をかけて数万人体制で日夜工作を続けてる可能性が高い
日本はその財源捻出のために消費税をめちゃくちゃ上げます、手取りバンバン減らしますって国だから無理
毎日大好きって言えとか構ってアピールとか、女もこっちを試すようなことばっかりしてくるんだよ。疲れる。
情報社会の発達に付いて行けないコミュニケーション弱者の割合が増加しそれが余計に劣等感を煽るのではないか