【物流】トラックの自動運転でドライバーはどうなる? その開発状況
Merkmal2021.12.13
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乗用車や旅客カートでは実現している自動運転・無人運転
本稿では、3話に分けて、自動運転・無人運転の動向と、実現した際に運送会社やトラックドライバーにもたらす影響について考えていく。まず、トラックだけでない、自動運転および無人運転における国内の状況を確認しておこう。
2021年3月、ホンダが世界初となる“自動運転レベル3”の形式認定を受けた「レジェンド」を発売した。とはいえ、このレジェンドは価格1100万円、100台の限定生産という代物だ。また、自動運転の作動条件は、細かい付帯条件はさておき、渋滞した高速道路等の自動車専用道路において30~50km/hと限定されている。
こういってはなんだが、中途半端な自動運転機能でありながら、価格も生産台数も微妙だ。このレジェンドは、世界初のレベル3形式認定自動車という冠を獲得するために、政府と自動車メーカーが生み出した政策的産物とみなすべきだ。
また、同じく2021年3月、福井県永平寺町にて国内初となるレベル3の無人自動運転移動サービスが事業化した。
永平寺町は、福井市の東側にある山間の街である。えちぜん鉄道の永平寺口駅から永平寺までの約6kmを、定員4~5名のカートが走行する。このカート「ZEN drive」は、一人の遠隔監視者が、3台の自動運転車両を運行管理する。ちなみに、運賃は大人100円、中学生以下50円、約6kmの道のりを40分掛けて運行するというから、のんびりとした走行スピードである。
だが、おそらくは高齢化が進んでいるであろう山間の街において、このような交通手段が整備されていくのは、とても望ましいことである。
さらに2021年2月、国土交通省は、新東名 浜松SA~遠州森町PAの約15kmにて、トラックの後続車無人隊列走行技術を実現したと発表した。
これは、有人運転される先行車の後を追って、無人の後続車が自動で追従し走行する技術である。隊列内の車間距離は、5~10m以内に設定され、他のクルマが隊列内に割り込まないように配慮されている。
また、本件に先んじて2020年7月20日、大型トラックメーカー4社(いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックス)が、後続車有人隊列走行システムに関し、対応技術を搭載した車両の商品化に連携して取り組むと発表している。
「どこで」を進化させていく自動運転・無人運転のステップ
隊列走行が実現すれば、空力効果によって後続車両の燃費向上を図れるが、運送業界が期待しているのは、“無人の”隊列走行の実現による省人化であろう。もちろん、トラックの無人運転が実現すれば、もはや社会課題となりつつあるトラックドライバー不足は一気に解消へと向かう。
では、自動運転・無人運転実現へのマイルストーンは、どうなっているのか。経済産業省と国土交通省が設置した「自動走行ビジネス検討会」が2021年4月30日に発表した報告書「自動走行の実現及び普及に向けた取組報告と方針Version5.0」を紐解こう。
以下の「自動運転レベルの定義」を診ても分かるとおり、自動運転・無人運転の実現には、「どこで」、つまり走行環境のステップアップが欠かせない。
・閉鎖空間:工場、空港、港湾等の敷地内を想定。壁やゲート等によって、物理的に外部と隔離されている空間。
・限定空間:廃線跡、BRT(Bus Rapid Transit)等を想定。外部と隔離はされていないものの、自動運転車の走行を前提として整備された空間であり、他車両や歩行者が限定的である空間。
・自動車専用空間:高速道路、自動車専用道路を想定。自動車専用の空間であって、歩行者の通行が制限されている空間。
・交通環境整備空間:幹線道路等。交差部等に信号が整備され、歩車分離、中央線等による対向車との分離が実現されている空間。
・混在空間:生活道路等。自動運転車・無人運転車以外の車両や、歩行者が混在する空間。
閉鎖空間においては、既に各所で実証実験が行われており、2025年度を目処に遠隔監視のみの自動運転サービスが普及段階に入ることが目標とされている。
限定空間に関しては、主にバスの領域となると考えられる。これも、2025年度を目処に遠隔監視のみ、あるいは車内乗務員(ドライバーとは違い、運転に対する安全責任が限定的な乗員)のみとなる自動運転サービスの普及が目標とされている。
(以下リンク先で)
ネット民のコメント
無能なでかい顔の
ゴミは排除だろAI譲り合いが出来んみたいだから
最新設備人間とかだしさ
当分搭乗必須だろね
新幹線かて未だにのってんやし公道走れる自動運転車なんてこの50年じゃ出来ないよ
小さなことからコツコツと
要らなくなったドライバーは
仕分けか積込みかなぁーコストの要員は物流 何でその肝を国営でやらない?
クルマで商売してる身としては自動で済むのは幹線だけって判り切ってる
例えば隙間3cmの壁の間通り抜けたり崩れたら崖とか田んぼなんてシチュエーションは毎日複数あるわけ
高速ですら雨量によって轍が川になるとか状況判断が必要で
そういう細かいこと含めて安全ならば人間は不要になる事故った時の責任を取らせるために必要じゃね?
鉄道の無人化すら出来てないのに無茶言うなよ
オペレーションは必要だろう
全自動制御は危ないだろう自動運転装置に拠る自動運転が可能になった所です運行中の免許保持者の監視業務があるから大して変わらない
運行中に自動運転装置が起こした事故について運送会社に免責が無ければ導入なんかしない
事故の責任を運転手(運行中の監視者)と運転手の雇用主の企業に取らせる限り、自動運転はハンドルから手を離せるか離せないか程度の違いだって理解出来ないのかと。
そんなものに大金出せるかよ自動ブレーキ装着義務化だけでも今後の死者数が激減すると思うわ。
追突する前にフルブレーキングが掛かるだけで大惨事が防げることが多々あるだろう。
なにせ人間のドライバーだと居眠りとか飲酒でノーブレーキで軽四をスクラップにして乗ってる人間はミンチになってたからなあ。ゴミを道端にポイ捨てする馬鹿ドライバーは全滅してオケ
完全な無人自動運転は無理らしいぞ
ガイジ電通博報堂
日本の場合、道が狭すぎ複雑すぎて高速道路でのフリート自動運転以外は実現不可能
遠隔中央制御ありの自動運転でないとダメ
テスラやら中国自動運転を入れたら大失敗確実>高齢化が進んでいるであろう山間の
>街において、このような交通手段が
>整備されていく
金がない所にサービスがあるわけ無い。
税金が無くなったら終わりマッドマックスみたいな盗賊が来るぞ
開発頓挫するからなにも変わらない
毎日同じルートを走行するだけなら有りだろうけど、中小の運送屋は様々な顧客に対応しなければいけないので自動化はほぼ無理。
やってみたら?受ける方が早く出勤して降ろすだけだから。寝不足と腰痛でミス頻発するから。その時に今まで理不尽に責任押し付けてたドライバーはもういないぞ
あっ、政府は、そういう仕事こそ外国人にやらせればいい。だから外国人労働者をもっと入れていかないと!って考えだからいいのかw
どうもならんよ。レールの上を走るだけでしかも人をはねても責任ゼロの電車ですら自動化出来ないというのに行動を走る車なんてまだまだ全然無理。
前走ってるのが老人マークの軽、黒アルファード、ベンツ、車高短セダンというだけでも状況判断が違ってくるのに
ご同業さんに同意ですな。機械というものは動かなくなるという事も考えて運用しないとえらい事になりますからな。