「もしナウシカの続編があったら…」声優の島本須美が代表作への思い語る ジブリ作品「いつかまた出たい」
まいどなニュース 11/27(土) 20:30
「ジブリのお仕事があれば、また出たいですよ!新作の発表があるたびに『私にできる役はないかな』とか『オーディションに呼んでくれないかな』と、つい考えちゃいます(笑)」
「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)のクラリスや、「風の谷のナウシカ」(1984年)のナウシカなど、日本アニメ史に輝く数々の名作で声優を務めてきた島本須美さん。特にこの2本の宮崎駿監督作品で見せた真っ直ぐで透明感のある声は、公開から約40年経った今も多くのファンの心を掴んで離さない。ただ、島本さんがスタジオジブリの宮崎作品に出演したのは、1997年の「もののけ姫」が最後。12月9日から阪急うめだ本店(大阪)で「アニメージュとジブリ展」が始まるのを前に、自身の代表作やジブリに対する熱い思いを聞いた。
クラリスで劇団に大量のファンレター
「クラリスは声優デビュー1年目の仕事で、声は1日で全部録ったんですけど、自分の出番を把握できてなくて、お昼ごはんを食べている時に『島本さん、出てますよ』と呼び戻された思い出があります。あの『もしもし』の場面です。ド新人なのにすごいですよね(笑)」
「カリオストロの城」といえば、劇場公開時よりもテレビで放映された時の反響が大きく、当時島本さんが所属していた劇団青年座に大量のファンレターが届いた逸話が有名だ。売れっ子だった先輩の西田敏行さんよりも多かったほどだが、島本さんは律儀に1人ずつ返事を書いていたという。
「テレビでやっていたら、今でもつい見ちゃいますね。腰を据えて、というほどではありませんが、気にはなりますよ。特にカリオストロは作品自体も大好きなので。自分の声ですか? なかなか新鮮で初々しいなと思います(笑)。まだ女優が本業で、いわゆる“声優声優”した声をしていないじゃないですか。キャリアを積んだ今なら良くも悪くももっと可愛く演じられると思いますが、デビュー当初の『拙いけど裏のない真っ直ぐな女の子』という感じは、我ながらいいなと思います」
もしナウシカの続編があるなら…私は?
一方「風の谷のナウシカ」は、初めての主演作ということもあって、一際思い入れが強いという。2019年12月には尾上菊之助さん主演でまさかの新作歌舞伎に。またコロナ禍では現実との世界観のリンクが話題になり、映画館でもリバイバル上映されるなど、その魅力は今も全く色褪せていない。
「去年映画館で集中して見て、あらためて深い作品だと感動した人も多かったのでは。ナウシカがマスクを着けて話す場面のアフレコでは、紙コップの底に丸や四角などいろんな形の穴を開けて、どれならピッタリの声になるかを試したことを覚えています」
「歌舞伎は素晴らしくて、劇場で見られて本当に本当に幸せでした。菊之助さんの楽屋にも呼んでいただき、大感激!LINEの交換もしていただきました」
島本さん、ナウシカについてはこんな“夢”もあるという。
「庵野秀明監督がナウシカの続編を作る、みたいな話が時々持ち上がるじゃないですか。それを聞くと、『作るならキャストは総入れ替えなのかな』『でもオーディションくらいは呼んでほしいな』なんてことをやっぱり考えてしまいます(笑)。まあ、呼んでもらえれば何でも嬉しいんですけど。庵野さんとはまだお仕事をしたことがないですから、いつか一緒にできる日が来たらいいなあとは思います」
※続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/d07d4682bb8526d426607ceda926636902556969
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ネット民のコメント
岡田 斗司夫曰く
今作っているらしい岡田 斗司夫曰く
今作っているらしいシータ役のオーディションは落ちてたの初めて知ったわw
でも、この人の声質だとシータの声は合ってなかったと思うわ。
クラリス、ナウシカどちらもキャラの年齢以上に大人っぽさがあるのに対し、シータは少女っぽさが勝ってる感じだったからね。
シータ役はよこざわさんで正解だったと思うよ。いまの宮崎駿はプロの声優が嫌いになったる
いちいち口を出してくるのと量産型の声が大嫌いナウシカの続編というかリメイクはあると思うけど、ジブリの声優排除は徹底している
声優の演技が気に入らないとかいうけど、当たり前だが声優にも様々なタイプがいる
一緒くたに排除するのだから、おそらく声優という存在そのものがが嫌いなんだろう公開リアタイ時では「DUNEインスパイアだね」「DUNEのアレンジ版だな」という声が普通にあったのにいつの間にタブー視されてるな
しかもその主人公の養母役は1期のときは別の声優(ちょっとしか出番なかった)だったのを変えての出演
少女の役というより、戦いの残酷さの中で成長せざるを得なかった悲しい姫様の声をそのまま演じても大丈夫だと思う。
響子さんの声は合っていたし、オープニング曲の「悲しみよこんにちは」の森雪之丞の詞と斉藤由貴の脱力した歌い方もよかった。