配当・優待株で資産築き49歳でFIRE(自立資産で早期退職) 自由を満喫
FIRE達成者の資産形成術(上)
株式投資などでまとまった資産をつくり、早期退職を目指すFIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指す個人投資家が増えている。実際にFIREを達成した人はどのように資産を築き、退職後はどんな暮らしをしているのか。「FIRE達成者の資産形成術」では50歳前後でFIREを達成した2人の実例を紹介する。今回登場するのは、高配当株と優待株への投資で資産を築いてきた個人投資家のかんちさん(ハンドルネーム)だ。
公務員だったかんちさんは49歳だった2011年4月に仕事を辞めた。当時の年収は約800万円(額面)。株からの配当が優待分も含めて年600万円ほどあったが、家族5人の生活費年600万円は給与で賄っていた。退職時の資産は退職金や保険を含めて約1億8000万円。「運用益がゼロでも切り詰めれば、辞めても何とかなるかなと考えた」という。
長年の割安株投資が結実
かんちさんが株式投資を始めたのは20歳の頃だ。預金より増えればよいかなといった動機で、割安株への投資を始めた。もともとお金を使う性格ではなかったこともあり、給与から毎年100万円程度を追加投入、コツコツと運用を続けた。やがて運用資産が増え、優待や配当が膨らんでいくにつれて「配当と優待で暮らせるところまで行きたい」と考えるようになった。
配当や優待も意識した投資を続けた結果、2007年には運用資産が3億円を突破。この時、かんちさんは退職を意識した。理由は「当時、交流していた株仲間が例年5月になると2週間くらい東京に滞在して総会巡りをしていた。これが楽しそうで自分も参加したいと思った」から。他にも時期や時間を気にすることなく、海外旅行や趣味のバイク旅行に行きたいという思いもあったという。
その後、リーマン・ショックで資産は半減するが、FIREへの思いは募り、11年3月、忙しい部署への異動辞令が出てすぐ退職を決意した。「辞めても食べていけるという選択肢を持つと、仕事に対する我慢の許容度が下がる。普通なら考えられないような理由だったと思う」と当時を振り返る。
退職後も運用を継続して資産を増やす
退職に際しては、固定費の徹底的な削減など家計を再点検したという。退職による年金・退職金の目減り分は安定高配当株からの配当で補填することとし、退職で使えなくなった保養所や健康診断といった福利厚生はリログループ、ベネフィット・ワン、バリューHRなどの優待で代替して支出を抑えた。
割安株・高配当株を中心とした投資も続けた。銘柄選びに時間が掛けられるようになったこともあってか、退職後の10年で資産は5億4000万円まで膨らんだ。現在は年1200万円、税引き後960万円の配当と株主優待とで生活費を賄っている。「配当は株価ほどは変動しない。普段は株価はあまり気にしていないし、安定した配当収入があれば運用益ゼロでも生活できると考えている」。5年後からは夫婦で年250万円の年金受給も始まる。経済的不安はない。
仕事を辞めた後、やること、行く所がなく困る人も少なくないが、かんちさんにはそんな心配はなさそう。退職後の数年は「遊ぶにも体力が要ることが分かった」というほど遊び回り、今も以前の職場のバイク仲間やテニス仲間、そして株仲間と交流しながら、日々楽しく忙しく暮らしている。
かんちさんは40年間の投資を振り返り、「割安株・配当株への投資は一見地味だが、家計を律して投資へ回す資金を増やし(=入金力を鍛える)、10年、20年とコツコツ続ければ、FIREできるだけの資産は築けると思う」という。また、還暦を迎え、残り時間の大切さも痛感している。「自由に使える時間は有限。子育てから解放されたら好きに生きた方がいい」と実感を込める。
(本間健司)
[日経マネー2022年1月号の記事を再構成]
日経マネー 2021年11月26日 5:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOMC210MZ0R21C21A1000000/?n_cid=SNSTW005
ネット民のコメント
株でこんな大成功してる人が何人いるのやら
これが理想だよな。
人間50年。
それ以上の年齢の国民を働かせる売国奴自民党政権が異常なんだよ。みんなが皆、株式投資して金持ちになれる訳でもないのに、一握りの成功者の例を上げて、一般庶民から金を巻き上げたい、成功者の養分募集中!ってことはよくわかった
株主優待こそ課税すべき
これ毎日ネットで資産管理することになるだけで気が休まらんぞ
>かんちさんが株式投資を始めたのは20歳の頃だ
そっかー30年前かー
当時の株取引のカラクリすら知らないんだろうなー
この作文作ったの30前後のペーペーだろダウト
当時はFIREという言葉はなくアーリーリタイアメントと呼びました
ステマ?
福利厚生はリログループ、ベネフィット・ワン、バリューHRなどの優待で
https://manetatsu.com/2017/06/96054/20歳のやつが、今から、コツコツと30年後を狙って金貯めれば、できるかもね。
米国株価が今みたいに綺麗に上がるという前提で。金融所得課税よりも
株主優待課税を!ブラックなんとかきたら詰むよ
その時、虚業より実業の大事さが分かる
そんなにうまく行くわけねーだろ。
なんか、このごろ、そんなCMが多いな。
年寄りの退職金や年金も取り上げてしまおうとする陰謀じゃねーかな。
ほらほらお爺さん、ここにこんなおいしい話がありますよ、すぐに投資しなさい、がっぽり儲かりますよって感じのCM。
ネズミ講よりは、ましかもしれんが、株もしょせんバクチでしか
ないからねー。
儲かるなんてことは考えないほうがいいぞ。退職に追い込まれただけだろ
貯金をいっぱいした奴だけが言える事だが…社会に何の貢献もせずフラフラ遊ぶだけの役立たず
平日からフラフラ糞バイク走らせて働いてる人の邪魔するなよまーた詐欺業者どもが非実在人物で嘘松かw
5chで国民を洗脳?
原発は安全です
安心安全
財政は破綻しません
最後は神風が吹く ってか?w下級だな
会社経営してたほうがいいどーでもいいけど、ご家族がいたら無理
あの「桐谷」だって、70すぎて1人者だし。
(婚約者は先輩に採られるし)※誰にでもできることではないので真似しないように
すごいね。うらやましい!
どうせ複利とか言うんだろうけど日々変動してるのに誤魔化すからな 相場がじっとして動かないはずがない
投資家のオフ会とかテレビの取材でみたけど、100人以上集まってたが、家計を溶かした主婦とか、そんなのばっかだったな。
年金とか日銀が無理やり買ってるだけだからな。税金投入と一緒だから、半永久的に買い支えできちゃうんだな。お前らの金が溶けて、バフェットのような超天才に流れるだけの構造。
なんでだろうらやましいとおもわない自分に置き換えて考えると不安でしょうがないどんな投資商品より給与や社会保障がいちばん割りがいいだろ
生活資金もろもろ込で、信用とかインバースダブルインバースとかに突っ込めば、そりゃ急に動いたときは焼け野原になる
なんも知識ないけど適当に投資信託で金入れて放置してたら1割増えてたから投資額が大きければ儲かってんだろうなあ