【進学】「日東駒専・産近甲龍」22年度入試は“狭き門”か、中堅私大が人気の理由★2
ダイアモンドオンライン11.15 4:15
https://diamond.jp/articles/-/287271
■時代を超えて現受験生と親世代で重なる日東駒専・産近甲龍のイメージ
現在、大学受験生の子どもを持つ親世代の中には、原秀則氏の漫画『冬物語』(小学館)を覚えている人も多いだろう。1987~90年に連載され、小学館漫画賞を受賞し、実写映画にもなった。浪人生の苦悩と恋愛模様を描いた異色の作品で、フィクション作品では珍しく東京大学や「早慶(早稲田大学、慶應義塾大学)」「日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)」など大半の大学が実際の名称で登場する。
そのストーリーを簡単に言えば、現役生時代から日東駒専に憧れていた男性主人公が仮面浪人を含めた2浪の末に、専修大に補欠ながら合格を果たす、というものだ。『冬物語』の連載は、現受験生の親世代、つまり団塊ジュニア世代の大学受験の時期とほぼ一致する。大学進学率は、その頃から急激な右肩上がりを始めた。
「90年前後は、日本の大学入試が最も厳しくなった時代で、それまで相対的に入りやすかった日東駒専・『産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)』が一気に難化した。その記憶からわが子がその大学グループを志望しても『簡単に受かるわけがない』と思う親は多い」と、河合塾教育研究開発本部の近藤治主席研究員は言う。その親世代のときと比べて、現在の大学受験を取り巻く状況は様変わりした。
■大学全入時代に突入した10~20年後日東駒専・産近甲龍は「学歴ボーダーライン」に?
18歳人口が大きく減少する一方で大学進学率は跳ね上がり、4年制大学の数は親世代の受験時代のおよそ500校から800校近くへと増加した。そして、今秋、日本私立学校振興・共済事業団が発表したように、2021年度の私立大学の入学定員充足率が89年の調査開始から初めて100%を下回り、本格的な大学全入時代に突入した。定員割れの4年制私大の数も前年度から93校増え、277校に急拡大だ。
この状況にあって、日東駒専・産近甲龍のブランド力は親世代に比べて低下したのか? その答えは否だ。「現受験生のボリュームゾーンにとって、日本人の大半が知るようなネームバリューを持つ日東駒専・産近甲龍は、親世代と同じく、かなりの憧れ大学に位置付けられている」(近藤氏)からだ。別の予備校幹部は「大学全入時代を迎え、今後も18歳人口が減り続けることから、10年後、20年後には、日東駒専・産近甲龍あたりが、学業で努力した証しという意味での『学歴』と見なされる大学のボーダーラインになっていても不思議ではない」と予想する。つまり、少子化が進んだとしても、これら中堅私大が「定員割れになったり、その難易度の高さはともかく偏差値が付けられないような事態に陥ったりすることは考えにくい」(さらに別の予備校幹部)というわけだ。
実際、日東駒専・産近甲龍の難易度は「近年はかなり難化傾向にあった」と言うのは、ベネッセコーポレーション教育情報センターの谷本祐一郎センター長だ。その背景には、16年から国の政策として始まった大学定員厳格化の波が中堅私大にも遅れて波及したことがあるという。
「定員厳格化の影響は17~18年度入試では、早慶に上智大学、『MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)』など難関私大においてより顕著で、日東駒専など中堅私大ではあまり影響がなかった。ところが、19~20年度あたりから徐々に中堅私大にも影響が出始め、例えば19年度における偏差値50~55の受験者の日東駒専・産近甲龍の合格率は16年度と比べ、ほぼ軒並み半減した。しかし、21年度入試はコロナ禍で志願者数が大幅に減少したこともあり、難易度は定員厳格化前のレベルに近づいた」
では、一般入試まで残り3カ月を切った日東駒専・産近甲龍の22年度入試はどうなるのか?21年度はコロナ禍の影響などによって志願者が激減したことで易化したが、来る22年度は模擬試験受験者の志望動向から、中堅私大を中心に受験者数が増加に転じるとみられている。日東駒専・産近甲龍は、MARCHや「関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)」などの難関私大を目指す受験生からは最後のとりでとして、一方「大東亜帝国(大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学)」や 「摂神追桃(摂南大学、神戸学院大学、追手門学院大学、桃山学院大学)」などの受験生からは憧れのチャレンジ校として、双方の受験生の“合流点”でもある。(以下リンク先で)
★11/15 7:03
『冬物語』
ネット民のコメント
受験偏差値が良くて40の人が入る専門学校
駅弁底辺よりマシだもの
私立はゴミです
金持ちやな
我が陸の王者、海の王者、川の王者にとって、コイツらは単なる咬ませ犬
下郎ドモは道を開けろ
邪魔だ
平伏せ早慶東大一橋
MARCH
日東駒専
大東亜帝国
関東上流江戸桜
関関同立
産近甲龍ちょっとだけ上の私大志望者の滑り止め
Fラン風情の身の程知らずな挑戦
の2つが重なって延べ人数が増える図式だなwさんきんこうたつ の方が参勤交代に発音が近いが、参勤交流みたいなイメージならさんきんこうりゅうの方が意味が通る
文学部がないよね。哲学とか学べないでしょ。真面目に学問やるやらないは別にして、そういう環境がないってのは、どうなんだろうなあ、なんか軽いなあ
理系は教授が優秀なら地方でもハンディは少ないが、文系は教員・公務員になれる見込みが無いと就職活動は不利だよ。
しょうもない私大に補助金出すより、国公立とかレベル高い私大に行けるような教育援助したほうが国・国民のためなのになあ
理系の方が学部数も学生数も多いから大阪理工科大の血の方が濃いのかな 総合大で理系の方が多いって近大くらいかも
文・経・法→教師か公務員になれば良いが、民間企業だと地元の電力・銀行以外は、東京の私立に負ける。
頑張って文系の偏差値高い大学行くより、数学と物理を捨てずに平均点で入れる大学行った方が人生楽なのに
2年間公務員みたいな司法修習生をやるし、優秀なら裁判官か検察官採用で60過ぎまで国家公務員でしょ。
ニッコマの偏差値は56くらいだから、公立中のクラスで中の上(15番ぐらい)なら受かると高卒は思ってるっぽいのが毎回笑う
電機・電子工学、原子力工学、航空工学が今や辛酸を舐めてて、かなり格下のイメージだった農学バイオ系は今は良い感じだよな
下駄をはかせるため代ゼミは難易度算出合格率を55%→60%に引き上げて少し高く出るようになった。
現在は偏差値よりも「東京・非東京」で選択される時代だわな。地方で関西と名古屋以外の大学はもうダメだと思う。
今でも京大落ちは同志社が受け皿だろ。金あれば滑り止め早慶上理で下宿だが、年間300万円コースなので金持ちしか無理だ。
人口的に地方住みの方が多いわけで、僻みか愛郷心かわからんが、現実に即してない「首都圏の私立下げ」になるんだろう。
キーエンス単体の従業員数は2388人。 同社には2019年に新卒社員として約250人が入社しているため、約1割が新人という計算となる。 また、『就職四季報2019年版』(小社刊)によれば、同社の3年後離職率は2.4%と低い水準だ。
新日本製鐵が北九州市から撤退したため有力企業があまり残っていない。もう30年くらいになるけどねえ。九州大学の凋落に合わせて九州工業大学も落ちぶれたよ。かつては九州のエリート技術者の聖地だったのに。