【ドラマ】『科捜研の女』今シーズンで終了、放送枠ごと消滅か 個人視聴率重視の影響も
芸能
2021.10.21 16:00 女性セブン
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1999年に第1話を放送し、それ以来、現行の連続ドラマの中で最長の歴史を誇る『科捜研の女』(テレビ朝日系)。主演を務める沢口靖子(56才)がついに肩をたたかれた。常に安定の2桁視聴率を誇るドラマがなぜ。そこには最近のテレビ業界が抱える深い事情があった。
「でもそれを選べば、私は現場の鑑定からもこの京都からも離れることになります」
京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコがDNA鑑定や画像解析など最新の科学を駆使して、難事件を解決する人気ドラマ『科捜研の女』(木曜午後8時、テレビ朝日系、以下『科捜研』)。
10月14日に放送されたシーズン21の初回放送では、沢口靖子演じるマリコに警察庁刑事指導連絡室への異動話が舞い込んだ。警察庁に移り、若手刑事に科学捜査を教える仕事の価値を認めつつも、科捜研の仕事こそが天職と信じるマリコ。慣れ親しんだ京都を去ることについて、彼女は冒頭のようなためらいを口にする。
初回放送の世帯平均視聴率は12.8%。まずまずの数字だが、同じくテレビ朝日で10月から新シーズンがスタートした人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の19%、『相棒』の15.2%を下回る結果となった。テレビ朝日(以下テレ朝)関係者は、「今回のマリコの異動話には、隠された意味があるんです」と打ち明ける。
「実は『科捜研』は、今シーズンを最後に、終了することが決まっています。厳密に言えば、同ドラマが放送されている“木曜夜8時枠”ごとなくなる。ドラマのマリコだけでなく、現実の沢口さんにも“異動”の話が持ち上がっているというわけで……」(テレ朝関係者)
木曜8時といえば、「木曜ミステリー」と呼ばれる東映が制作するミステリードラマ枠で、これまで数々の伝説的なドラマを作ってきた。長寿ドラマの裏側で、いったい何が起きているのか──。
「科学は嘘をつかない!」
普段は冷静沈着なマリコがこのキメぜりふで犯人を追い詰める『科捜研』がスタートしたのは1999年10月。当時、科学捜査を切り口にしたミステリードラマは斬新で、瞬く間に世間の注目を集め、放送開始から22年も続くロングヒットに。テレ朝の開局60周年の2019年には一年を通してドラマが放送され、今年はシリーズ初となる映画版が公開された。
現在も続く連続ドラマとして最長寿を誇る『科捜研』だが、近年は揺らぎも見られた。
「長年にわたってテレ朝の木曜8時枠を支えたドラマですが、実は沢口さんはあまり番宣をやってきませんでした。昨年10月にスタートしたシーズン20の初回視聴率は10.7%まで下がり、ほかのテレ朝のドラマにも負けて局内がザワついた。そのため今回は、挽回の意味も込めて沢口さん自らバラエティー番組や雑誌などに登場し、番組のPRに努めました」(前出・テレ朝関係者)
振り返れば、この頃から歯車は狂っていたのかもしれない。
■「現代劇を京都で撮る必要はない」
前出のテレ朝関係者が語る。
「2020年の数字の落ち込みを横目に、テレ朝の上層部は番組編成の再編に着手しました。その結果、今年の夏までには、木曜8時のドラマ枠は、来年秋に終了することが決まったようなんです」
しかし、沢口は22年の長きにわたって木曜8時枠の「顔」であり続けた功労者だ。全盛期より落ちたとはいえ、常に10%以上の視聴率を記録する人気ドラマがなぜ、定位置を奪われるのか。
理由の1つには、近年のテレビをめぐる地殻変動があげられる。
「最近のテレビ視聴率は、旧来の世帯平均視聴率ではなく、“どの年代が見たか”を示す個人視聴率を重視するようになりました。特に若者から現役世代までは広告効果が高く、スポンサーはこの年代の視聴率を求めます。
一方で『科捜研』は、世帯平均視聴率はまずまずでも高齢者の視聴率が高く、スポンサー受けがあまりよくないという側面があった。実際にテレ朝では今年4月に『これからは19〜49才のファミリー層に働きかける』との方針を固め、以降はお笑いタレントの千鳥などを重宝して、若者向けの番組制作にシフトしたのです。
つまり、『木曜ミステリー』もこの流れのなかで、視聴者を若返らせるために、定番だった枠を終了させて刷新しようという試みなのでしょう」(制作会社プロデューサー)
ネット民のコメント
テレ朝がコア視聴率を重視したら相棒もドクターXも打ち切りだろw
シーズンを重ねるごとに面白くなくなっていく珍しいドラマ
京都で撮る意味があるように時代劇枠復活させるか
本当なのかなぁ
だったら残念だな
ちゃんとルヴァン買ってるんだけどなー> 『科捜研』は、世帯平均視聴率はまずまずでも高齢者の視聴率が高く、
相棒も同じなんでわ番宣で帰れま10とか1000円ガチャとか何度か出て頑張ってたのに
マリコは管理職か閑職を定年までやる年齢だからな。
結局、なんの根拠もない与太話じゃねーか
で、新番組はもっと低くなるっていうお決まりパターン…
科捜研を好きでも嫌いでもないけど京都は東京以外でドラマの舞台になりうる数少ない存在だっただけにこれは残念
相棒は意外性足りないし、Xは敵役が変わるだけでストーリーは毎回同じ。科捜研が一番安心して見られたのにな。再放送頑張ってくれ
来年も普通に科捜研の女沢口靖子をやるだろ。なくなるとしたら西田が引退しそうでなドクターXだろ。医院長蛭間がいなくなったらコントができないし。
企業はメイン視聴者である高齢者の消費を喚起するような商品開発をしろよ、なんだかんだ金持ってるのは高齢者だろ
映画版科捜研の女では、金田明夫が「必ずホシをあげる!」と叫んで内藤剛志が「えっ?」と驚くシーンがあったぞ
今の年寄りに見向きされなくなったらもう終わるだろ、既存の娯楽なんて。年寄りと一緒に死んでいくしか無いんだよ
木曜八時って科捜研以外はシリーズ化してないのかな?糞みたいなバラエティにするぐらいなら続けて欲しいけど
関係ないけど、京都の太秦の一般人でも立ち入れるところも電車の高架橋が出来たりしてて、撮さないように物凄い角度で撮ったりとか、太秦も締め上げられてるんかな
テレ朝の真似して高齢者向けの医療刑事物にテコ入れしたらあっという間に二桁枠に戻ったくらい若者向けは崩壊してる
前に重大発表があるとか言って、終わるのか?ってなったけどスペシャルの放送が決定したみたいな告知でキレた。
テレビ局側っていうよりスポンサーや広告代理店側がドラマにしろバラエティにしろコアに向けた番組を重視するような流れにしてるから仕方ないよ
そんなこと言ってたら高視聴率のポツンと一軒家も老人しか見ていないんだから止めないとだろ、要するにコスパが悪いんだろ、あと時代時代の花形の産業に尻尾振りたいんだよなテレビ局って。
水戸黄門観てる年寄りに合わせて、興味ないけど見てると面白い…って感じでいいんだよ。こういうドラマはさ
報道番組が都合良くコンプラコンプラ言ってたら世の中が本当にそっちに進んでテレビ局がコンプラに苦しめられてるという
東出がやらかさなければゆるく見られる桐谷と比嘉ちゃんのドラマが多分続いてた 設定おもしろかったのに惜しいことをした
何だかんだ視聴者は多いわけだし、無理してでも続けた方がいいと思うけどな 今の時代新作作ってもシリーズ化狙うのかなり厳しいし