「最低限度以下の生活」 生活保護費減額訴訟原告の小寺アイ子さん 孫にお年玉も渡せず
生活保護費の減額を巡る訴訟で、最高裁は27日、判決を言い渡す。「人とのつながりを失うなど『健康で文化的な最低限度の生活』はできていない」。同大阪訴訟の原告団共同代表、小寺(こてら)アイ子さん(80)=大阪市旭区=は訴える。
歌が好きで平成12年、カラオケ喫茶店を開店。常連客にも恵まれ、24年には初孫も生まれて充実した生活を送っていた。
しかし25年、国指定難病の「自己免疫性肝炎」になり、薬の副作用で股関節が壊死(えし)。歩くことが難しくなった。店を続けることはできず、借金もあったことから自己破産し、同年12月に生活保護の利用を始めた。
それからは、店の常連客だった知人らとのつながりや、4人の孫が生きがいに。1日100円を貯金することで孫へのプレゼント代に充てていたが、受給している生活保護費が減らされ、少しずつままならなくなった。
心配した周囲は食事代などを出してくれたが、申し訳なさが募り、次第に距離を置くようになった。香典を捻出できず、葬儀に参列できないこともあった。「すごくお世話になった人ばかりなのに恩を返せなかったことがつらい」と振り返る。
孫に本をねだられても買ってあげられず、「ばぁば、お金ないの?」と聞かれ、胸が締め付けられた。お年玉を渡すことも、クリスマスケーキを買ってあげることもできない。入学祝いも渡せていない。「おばあちゃんとして、してやりたい」。孫を思う気持ちはあっても、足は遠のくばかりだ。
現在は月に約8万円の年金に生活保護費を加えた約11万円で生活する。ただ、保護費減額だけでなく、昨今の物価高も加わった「二重苦」が生活を襲う。
薬の副作用で糖尿病になる恐れもあるが、健康に配慮した食事はかなわない。作り置きをして食費の節約を図るほか、4個で約130円の豆腐1個で夕飯を済ませることもある。
大阪地裁では減額処分を取り消す判断が出たが、大阪高裁では逆転敗訴。悲しみで涙がこぼれた。「最高裁に私たちの苦境を理解してほしい。次は喜びの涙を流したい」と訴えが届くことを望んでいる。(宮野佳幸)
産経新聞 2025/6/25 22:05
https://www.sankei.com/article/20250625-QNDQWUH4LNNHDCIJT5Q2CBD46U/
ネット民のコメント
こういう生活保護では暮らせないって奴はぜひ家計簿だしてほしい。それも出さないで足りないでは同情できん
そもそも生活保護って年金貰ってても生活保護以下なら生活保護と同額になるように差額貰えるんよ。でもそれだと年金積み立ててないやーつと同額だから年金なんのために積み立てた?って悲しくなるよな?
ボケかけのババアが刑務所くるとボケが止まるらしいな?飯はバランスよいし生活リズムよくて適度に労働や他の受刑者との接触で脳にいいらしい
憲法25条は国の責務を宣言したに過ぎず、直接的な権利を国民に与えるものではない(プログラム規定)
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
孫にお年玉は余裕が有れば渡せば良い話だし4個130円の豆腐は高いわ自分なんかサンディか業務の3個70円か1個40円くらいのやつやで
そうでなかったとしても税金で養ってもらいながら孫に金配りしたいからもっと寄越せて…勤労者侮辱してんのか?
生活保護は権利だからええけど増額したらそんだけ税金は必要ですよね?財源なきゃ増税ですが増税容認なん?
生活保護で使う税金はほぼ100%つかわれ市中に流れるわけで、これ以上ないくらい効率がいい公共事業みたいなもんだよ
本来、生活保護ってデフレのときもほとんど減額されてなくて据え置かれていた。その分をここで調整したんだよ。むしろ高くなりすぎた
これは、下級審で十分な審理が行われていない場合や、事実関係の認定に誤りがある場合など、最高裁が自ら判決を下すことが適切でないと判断される場合に適用されます
生活保護費の支給は全額をマイナンバーと紐付けされたクレカのデビット払い(VISAデビットなど)にすべき
ナマポだってエアコンを適切に使いたいという主張なら大いに理解できるが、孫にカネ?何言ってんの。カネ生み出せないから国のご厄介になってるんだろ?
共産党はナマポ受給させて1割中抜きだっけな。で、ナマポ受給させる代わりに赤旗配りをさせたら共産党は人件費払わずにナマポの1割中抜きしてホクホクだってさw
後どこぞの漫才師も「貰えるものは貰っときゃええねん」って言って金持ちなのに不要してなかったけどw
ただし、傍聴席の数には限りがあるため、団体で傍聴する場合は事前に連絡することが推奨されています。
その時代でもフリーターはいた。バックパッカーみたいな流れものもいた。就職率は100%にはならない
うちのオカンは自分は正月にお茶漬けでも笑って1,000円ずつでも渡すタイプだったわ。まあそんな人はこんなことにならないが。その意味では不幸な人だけど社会全体の責務だと言われると…って感じ。
ナマポの捕捉率は僅か16%に過ぎない。少数が恩恵を独占する一方で大多数の困窮者は捨て置かれたままだ。こんな不公平不平等な制度は要らない。額を減らしても所得制限付きベーシックインカムに転換するなど公平平等に分配するべきだ。
行き倒れて死ぬよりマシ、これが生活保護なのでは?孫にお年玉だの香典が包めないだのを認めたら限られた金で死にそうな人々を助けられないと思うが
日本総研の予測によれば、現在中高年の非正規が老後を迎えナマポに流入すると、そのナマポ費は20兆にもなるそうだ。到底現行制度の維持は不可能。
現行のナマポは成人後の生涯通算5年まで。それを超えたら自立不可能と判断して別の仕組みに送るべき。
ただ年金と生活保護で生活してるのは知ってるんだから、孫が『お金無いの?』なんて言うように育ててるのが理解不能
生活保護法77条、保護費を親族に請求出来るとある。今はほぼやってないけど運用を変え徴税権力を用いればすぐに可能。
地方に行けばこましな空き家いくらでもある。そこを格安で集団生活勧めていけばいい。行政・持ち主・入居者がWin×3