【音楽】「洋楽離れ」は本当に起きている? YouTubeの再生回数チャートから読み解く
OTONA LIFE2024/09/17 12:00 
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2024年8月~9月にかけてはOasisの再結成や、新メンバーを加えたLINKIN PARKの活動再開など「洋楽」に明るい話題が目立ちます。一方で、国内の若者の間では「洋楽離れ」が進んでいるとも言われています。確かにK-POPの楽曲が国内のチャートを席巻する様子は目立ちます。しかし昨今、アメリカやイギリスのアーティストの楽曲がチャート上位に進出するケースは極めて稀ではないでしょうか。 
そこで今回はYouTubeの再生回数チャートから「本当に国内で洋楽離れが起こっているのかどうか」「洋楽離れの現象は国内だけで起きているものか」を考察してみました。 
国内の人気楽曲を集計したチャートには「Billboard」「Spotify Charts」など様々なものがありますが、今回はYouTubeの再生回数チャートを読み解いていきます。例として、2024年8月30日から9月5日の間にYouTube(国内)で人気の高かった楽曲を見てみましょう。 
TOP10までの詳細は後ほどご紹介しますが、まずTOP3は以下の通り。 
【1】こっちのけんと「はいよろこんで」 
【2】Mrs. GREEN APPLE「ライラック」 
【3】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」 
8月末~9月頭の時期は、イギリスのロックバンド・Oasisの再結成などが話題になっていました。しかし、TOP30どころかTOP100にもOasisを含む洋楽アーティストはランクインしていません。ちなみに冒頭で名前を挙げたLINKIN PARKも同様です。 
なお日本以外のアーティストでは、やはりK-POPアーティストの躍進が目立ちます。 
たとえば4位に韓国のアイドルグループ・LE SSERAFIM「CRAZY」がランクイン。また23位に同じく韓国のアイドルグループ・aespaの「Supernova」、30位にこちらも韓国のアイドルグループ・ILLITの「Magnetic」がランクインしています。 
つまり「洋楽離れ」は起きているが、「K-POP離れが起きているわけではないし、外国語の曲自体が聴かれなくなったわけでもない」と言えそうです。 
8月30日~9月5日のYouTubeチャートは国内・海外でどう違う? 
参考までに同じく8月30日~9月5日のYouTubeのチャートを、国別で見ていきましょう。 
・英国 
・韓国 
・日本 
のチャートを比較すると「アジア圏の国ではアジアのアーティストがランクインし、英語圏では英語圏のアーティストがランクインしている」傾向が見えてきます。 
英国の8月30日~9月5日のYouTubeのチャートTOP10は以下の通りです。 
【1】サブリナ・カーペンター「Taste」 
【2】Benson Boone「Beautiful Things」 
【3】イン・シンク「Bye Bye Bye」 
【4】テディ・スウィムズ「Lose Control (Live)」 
【5】シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」 
【6】サブリナ・カーペンター「Espresso」 
【7】チェイス・アンド・ステイタス「BACKBONE」 
【8】BL3SS & CamrinWatsin「Kisses (feat. bbyclose)」 
【9】Myles Smith「Stargazing」 
【10】サブリナ・カーペンター「Please Please Please」 
2024年前半に世界的ヒットとなり、2024年9月現在も国内チャートでは上位のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がランクインしていないのが、国内の音楽リスナーにとってはやや驚きの点かもしれません。なお日本のアーティストだけでなく、韓国のアーティストもTOP10にはランクインしていません。 
(中略) 
国内で「洋楽離れ」が進んでいることは間違いないありませんが、韓国のチャートでもアメリカやイギリスのアーティストが上位進出しているわけではないようです。 
また、たとえばインドネシアのチャートでもLady Gaga & ブルーノ・マーズの「Die With A Smile」が上位にランクインしているものの、それ以外はインドネシア国内の人気アーティストが上位。 
つまり「アジアではアジアの音楽が聴かれ、英語圏では英語圏の音楽が聴かれている」のが現状と言えるのではないでしょうか。これまで「音楽」の発信は欧米やラテンが中心でしたが、そうした文化圏に次ぐか、追いこす勢いでアジアも「音楽の文化圏」になりつつあるのかもしれません。 
良い見方をすると、アジアの国々は音楽を「輸入」する必要がないほど文化が成熟したと言えるでしょう。一方でザ・ビートルズやマイケル・ジャクソンの楽曲のような世界的ヒットは明らかに生まれにくくなっているとも言え、同じ音楽を世界中の人が楽しむ光景は段々と見られなくなっていくのかもしれません。 
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ネット民のコメント
 インシンクのバイバイバイ?!
 なぜ?!
- TearsforFears新曲でてたな。 
 まだ活動してるのがすごいよ。
- 離れる以前に有名なの以外知らねえし 
- なんでイン・シンクの20年以上前の曲が 
- インシンクのbyebyebyeとか20年以上前じゃん 
 なんで今頃?
 当時大好きでCD持ってたけど
- 昔の曲のリミックスリマスターが凄い 
 楽曲の情報量が倍増してる
- 電通ですね 
- 初めて衝撃を受けたのがアイアンメイデンだった。別に日本のロックがどうとか、イギリスだから優れてるとかじゃなくてただ単にカッコええと思ったのがきっかけだったわ 
- 昔なら雑誌が紹介した音楽をまず第一に聴いていたのだけど今は自分の趣味を掘り続けるからかぶりようがない 
- 洋楽を分からないようにパクっているのにも関わらずドヤ顔で自信作のオリジナルですよとホラ吹いて民族がいると聞いて飛んできました! 
- ビリー・アイリッシュが来日しても歌番組で歌わないし洋楽は舐めたプロモーションしてるからそうなるだろ 
- 洋楽好きだけど今の米国ビルボードチャートはつまらんから、チャートに入ってないのばっか聴いてる 今はメジャーじゃなくても音質いいし 
- 単なるニューウェーブ焼き直しのフランツフェルナンドを洋楽メディアが必死に盛り上げようとしてた2000年代初頭に、いよいよロック終了だと思ったわ 
- サイモン&ガーファンクルといったフォークも中学時代カセットテープ持ってたからよく聴いてはいたけど、特別良いとも悪いとも思わなかったかも 
- オアシスとかリンキンとかおじさん世代のロックバンドが気を吐いても焼け石に水。若い世代のカリスマが出てこないとひっくり返らないよ 
- 自分は英語の他にドイツ語とフランス語はネイティブレベルに分かるが一つの言語を習得するのに半年もかからんぞ? 
- パリ五輪の閉会式でトム・クルーズ出てたけどハリウッドのスターってブラピやディカプリオが最後のスターでそれ以降全く出てきてないよな。世界一世代交代できてない業界 
- テイラー・スウィフトがなんであんなに人気あるのかわからん。他に人気歌手がいないから人気集中してるだけでは? 
- ⚫ 著作権の管理も、音楽作家自身が音楽出版社に預けるか否かを判断している。音楽作家自身 が著作権を管理・保有しているケースでは、音楽作家の判断により後述する著作権・著作隣接 権の売買が可能である。なお、日本では、JASRAC へ信託するためには音楽出版社が著作権 を保有することが求められる結果、音楽出版社に権利全体を譲渡することが一般的である。 
- 確かに熱狂的な歓迎ぶりにメンバー達は感激して以降日本贔屓になったけどレコードの売り上げ的にはその頃でも英米での方が上 
- 昔はBOSEスピーカーにiPhone繋いで聴いてたりしたけど今は趣味系の動画垂れ流してその合間に音楽が入ってる程度だな 
- 2023年度時点の国内「オタク」市場規模は8,101億円と推計される。うちアニメが2,750億円、アイドルが 1,900 億円を占め、これらの合計で過半を占める。 
- そもそも洋楽ってチャートアクションなんかはアルバムが発売週にちらほらランクインするくらいでシングルチャートなんてドラマやCMのタイアップ付きじゃなきゃうんともすんともだろ