【野球】15年で5000チーム消滅…入場行進にもバラつき “小学生の甲子園”に見る「球界の危機」
2023.08.27
https://first-pitch.jp/article/spread/20230827/5339/
First Pitch
15年前は約1万5000あった、小学生の軟式野球チームが減り続けている。1975年の統計開始後初めて、昨年度は「1万」の大台割れ。今年は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球日本代表「侍ジャパン」が世界王座に返り咲いたものの、15年で5000チーム消滅という激減の奔流には杭すら打ち込めていないのが実情のようだ。
大多数が加盟登録する全日本軟式野球連盟(JSBB)はむろん、手をこまねいているわけではない。来年度の指導者資格制度の導入にさきがけて、選手の心身と未来を守ろうとの意図で、ルールを強化している。
7イニング制で最長150分だった試合は、昨年度から6イニング制で最長90分に。今年度からは、従来よりボール約1個分大きな一般用の本塁ベースを全国一律で採用。また、毎年8月に日本一を決する全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)は、炎天下で過酷な状況となりやすい正午から16時までの試合を昨年から回避するように。今年はさらに、ベンチ入りの人数を従来の20人から25人へ拡大した。
8月5日、明治神宮野球場であった開会式はコロナ禍前と同様に、47都道府県の代表(北海道2枠、東京は開催地枠含め3枠)と、前年度優勝枠を加えた51チームが晴れて入場行進。この時に目立ったのが、長い隊列と乏しい隊列との差。要するに、選手数のバラつきが顕著だった。
そこで、51チームの登録メンバー数と内訳から統計をとってみた。さらに10年前の2013年度と比較をしてみると――。
まずは2023年度。25人の登録枠が埋まったのは6チームで、全体の11.8%にすぎなかった。昨年度までの「20人枠」に引き下げると、これに達していたのは21チーム(41.1%)となった。
6年生が9人以上いたのは、25チーム(49%)と、過半数割れ。予選を突破してきた都道府県王者でも、その半数以上は下級生の手を借りていたということになる。今夏、初優勝した新家スターズ(大阪)は、登録19人で6年生は12人いたが、レギュラーのうち2人は5年生だった。
では10年前はどうだったのか。20人の登録枠を埋めたのは23チーム(45.1%)で、「20人枠」で比較した場合、現在よりもわずかだが多かった。6年生が9人以上いたのは31チーム(60.8%)で、現在の約1.25倍だった。
「小学生の甲子園」と言われる全国舞台でも、登録枠を増やす対策をしたところで、それを満たすチームはまれで、1チームあたりの最上級生については確実に減っていることが明らかとなった。
※以下リンク先で
ネット民のコメント
アメリカでも15年でリトルリーグの登録者数が半減してるそうだね。
この流れを止めるために大谷もダルビッシュもWBC出たのに全然効果なかったなw
オマケに大谷は怪我までする始末どうして減ることをネガティブに考えるのかね?
野球がやるスポーツの第一選択肢にならないのはおかしいといまだに思ってるのなら、それは傲慢でしかないわな。
もしそういう考えでいるのなら大人たちはその考えから改めるべきだわ。オオタニサン効果と慶應効果で他の競技より安泰ですわ
近くの公園で数年前まで土日は少年野球の試合だか練習やってたけど最近は全く見なくなったけど…この記事見るともうチーム自体が無くなったんかな
ワイが子供の頃の当時50〜60代ぐらいの野球好きのおっさんの監督コーチらはもうかなり死んでるだろうなあ(´・ω・`)
共働きが当たり前で、土日に子供の付き添いで潰れるのは勘弁って話だ。スイミングスクールなら、送迎バスに乗せた後は家で一休みできる。野球やらせてワンボックスでも持ってた日にゃ、土日の試合の遠征に駆り出されること必至だし。
宗教と言われている広島カープはいまだにまともなベースボールスクールを持っていない サイトを見てもどこにあるのやらよく分からんのが一つ
赤ちゃんがコストコに止めた車の中で死んだり小学生がウォータースライダーで死んだりと少子化なんだから仕方ない
日本のスポーツ界からしたら野球の衰退は好都合だし大歓迎だぜ。野球はイジメや暴力が蔓延しているからマジでいらねーよ
大谷という突然変異がいるから話が面倒になるけど基本的には世の中の全ては人材が多ければ多いほどトップのレベルが上がるので「子供の数が多く、野球しか選択肢がなかった時代」より今の方が上澄みのスペック自体は低い
プロ野球でも意識が高いのは後から参入したIT系企業だね 東北が強くなったのは楽天アカデミーの影響があるのかな?と俺は思っている
観客が減ってないなら別に競技人口が減っても問題ないのでは どうせ世界どころかアメリカでさえやってない競り合う訳でもないからレベル落ちても誰も気付かない
大谷は目指す対象じゃないからなぁ。バッターだと吉田、投手だと山本あたりが目標にするの良いんかな。
他の部も多かれ少なかれ、そういう傾向があったけれど俺が子供の頃はよほど運動能力が高くなければ「野球部に入りたい」などとは言える雰囲気ではなかった。だから昔はたくさん野球部に入っていたと言っているのは当時を知らない人かな?
小学生なのだからいくら体が大きくても筋肉はつきにくいし、そうなると体が大きいほど支える筋肉の割合が少ないから危ない。
髪型自由・朝練と放課後練習は自由参加・準備片付けは上下関係なく皆でする・休日練習は3時間までな甲子園優勝した慶應のみたいなエンジョイ野球の方が稀だろうし
こいつら見て育ったのが今の伊藤や早田だし、ようやく卓球も悪くないかもなと思われるようになってきた
そらやきう観戦なんか酒飲んでボケーと何時間も無駄に時間過ごしてるだけだからな そら世界中で無視されるて
メジャーも怪物選手がいなくなって小粒化してるし、日本の野球少年が減っても十分メジャーでやれるんじゃないか
まあ野球サッカーバスケホッケーなんかは子供の頃からやってないとプロにはなれないだろうけどアメフトは大学から始めてもプロになれる人はいそうなスポーツだからな
スポーツ生理学的に根拠ない、むしろ良くないと海外で広まってからは日本でも近年からは廃れたものもある(汗かいても水分を少しもとってはならぬなど)
でもこういう競技はフィギュアスケートみたいに英才教育が加速してきて参加の敷居が高くなり始めてるから別の問題も出てきてるよな
小学生のとき、ただ券もらって野球場に見にいったけど、恐ろしくつまらなかった。外野席だったから直球か変化球かもほとんどわからなかったし、スライダーとホークを見分けるのは、大人でも不可能だろう。凄いプレーのはずのホームランはボールが近くにきたとしか感じられなかったし、ダブルプレーや三振ツーベースなどは遠くで何かやってるって感じだった。あんなもの金払って見るなんて信じられん。