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【ウクライナ侵攻】 「ロシア軍は機能不全に」元CIA長官が分析 「驚くほど動きが悪い」「基本がなっていない」「指示待ち」と辛辣評価


★ 【詳しく】「ロシア軍は機能不全に」元CIA長官が分析

2022年3月31日 16時57分

「驚くほど動きが悪い」
「基本がなっていない」
「指示待ち」

アメリカのデイビッド・ペトレアス元CIA長官の、ロシア軍に対する評価です。
イラクとアフガニスタンという、21世紀のアメリカの2つの戦争の現地司令官の口から出てきたのは、辛辣な言葉ばかり。
ロシア軍はウクライナで機能不全に陥りつつあるのでしょうか?
その先には、何が待っているのでしょうか?

●ロシア軍の動きをどう見ているか?

《以下、ペトレアス元CIA長官》
プーチン大統領が10年以上にわたり投資してきたというので高いレベルの部隊を想像していたが、驚くほど動きが悪い。装備、兵員、作戦、補給、どれをとってもひどい状況だ。末端レベルで自発的な動きがない。
このため将軍クラスの指揮官が、部隊の先端で何が起きているのか自ら確認に行かざるを得なくなり、そこをウクライナ軍に狙い撃たれて死んでいる。

なぜ前進できないのか?それは、歩兵部隊と戦車や大砲、工兵、攻撃ヘリコプターなどが
統合的に運用されておらず、ばらばらに動いているからだ。

ロシア軍は固定した周波数で無線を使っており、ウクライナ軍の妨害電波にさらされている。
民間人が持つ簡易な装置でも特定されてしまう。このため、兵士はロシアから持ち込んだ携帯電話に頼らざるを得ない。

ウクライナ側がその通信を遮断すると、今度はウクライナの市民が持つ携帯電話を盗んで使わざるを得ないという始末だ。
結果的に、ほとんど身動きがとれない状況になり、当初からもくろむ首都キエフの包囲もできていない。

●なぜ動けなくなっている?

今回の軍事侵攻が始まる前にロシアやベラルーシ国内で何か月も大演習を実施してきたはずだが、私からすれば、ロシア軍がいったい何の訓練をしていたのか不明だ。

彼らの動きは基本がなっておらず、危険にさらされたときに部隊をいったん散らばらせたり、防御の態勢をとらせたりすることもできていない。

結果的に部隊は身動きがとれなくなって、多くは精密に誘導できない爆弾や大砲といった武器を使い、軍事施設だけでなく民間の施設に無差別的な攻撃をするしかなくなっている。

●ロシアは目標を達成できるか?

達成できるとは思えない。

政治的な目標はゼレンスキー大統領を打倒し、親ロシア派の政権を打ちたてることだろうが、その見込みはなさそうだ。
仮にゼレンスキー大統領を首都キエフから追い出し、西部のリビウや中部の都市への移動を余儀なくさせたとしても、親ロシア派の政権に置き換えられる可能性はないだろう。

ニューヨークよりも広いキエフには、今も200万人ほどの人々が残っている。キエフを制圧できる可能性は、ロシア軍がウクライナの東半分を制圧できる可能性よりも低い。
むしろロシア軍自身が、すでに戦死した7000人近くの兵士の補充ができないことに気づくことになるだろう。

この数字は、アメリカ軍が20年間にわたったイラク戦争で失った兵力よりもすでに2500人以上多い。
さらに負傷者の数は通常、戦死者の3倍から4倍に上る。失った装甲車両や兵員輸送車、ヘリコプター、固定翼機も相当な数に上る。

ロシア軍が、これを練度が高く装備の良い部隊に交代させることができるだろうか。
さらにロシア軍には、アメリカ軍などのような熟練した下士官がいない。指導力を発揮できる若い指揮官もおらず、指示を待つばかりだ。

また、ロシア軍部隊の少なくとも5分の1は徴集兵であることがわかった。
かれらの任期は1年限りで、かろうじて基礎訓練を受けているに過ぎない。
今後、プレッシャーからロシア軍部隊は瓦解し始める可能性がある。投降したり逃亡したりする小規模な部隊も出てくるだろう。

ただ、これがロシア軍が全土で敗北することにつながるかは現時点ではわからない。(続く)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220331/k10013560321000.html

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転載元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsalpha/1648772949/