「後から来る急行電車」と「先に出る普通電車」、カリスマ経営者が迷わず選ぶのはどちらか?
presidentonline 2/2(水) 7:36
仕事で成功するためには、なにが必要なのか。日本電産の永守重信会長は「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる、という基本精神が重要だ」という。23年ぶりの自著『成しとげる力』(サンマーク出版)より、永守氏の成功哲学を紹介しよう――。
■永守重信会長が“スピード”にこだわるワケ
日本電産には“三大精神”なるものがあるが、そのうちの一つが「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」である。これもまた創業時に定め、いまでもそのままに受け継いでいる会社の“基本精神”である。
その筆頭に「すぐやる」を挙げたのには、大きな意味がある。
これはあらゆる製品に共通していえることではあるが、たとえばモータを開発する場合に、あらゆる組み合わせの実験を重ねていく。
仮にその組み合わせが百万通りあったとすれば、たった一つの正解にたどりつくためには、いかに短時間で実験をくり返すかが勝敗を大きく分ける。だからこそスピードが成功への大きな要素になるのだ。
じっさい経営の現場でも、ほかのことがすべてできていても、スピードが遅いだけで大きな赤字を抱えているという例も少なくない。
たとえば、以前M&Aでわが社の傘下に入ったある会社のケースである。
その会社は、高い技術力と優秀な人材、そして、安定したマーケットをもっていた。しかし、経営判断のスピードと、決断から実行するまでの時間が、わが社の三倍ほどかかっていたのである。これ以外には、ほとんど問題点は見つからなかった。
決断の遅い経営者と、スピード感の欠如した社員がいただけで、赤字が百億円まで膨れ上がってしまっていた。まさにスピードで勝敗が決まったのだ。
■「なんで5分もかかるんだ」
なぜこの会社はスピード感に欠けていたのか。それは、会社の歴史のなかでつくられていった社風が、そうさせていたのだといえる。
たとえば私が技術部長に電話をかけて「ちょっと確認したいことがあるので、すぐに来てほしい」と告げたとしよう。日本電産の部長なら、一分もしないうちにドタドタと廊下を駆ける足音が聞こえ、部屋のドアがノックされるのが日常の風景だ。
ところが、この会社の場合、受話器を置いてから五分たっても、十分たっても技術部長は現れない。業を煮やして再び電話を入れると「すぐに伺います」とおっとり答えて、それから、五、六分後になって、ようやく顔を出す始末だ。
これが、長い歳月をかけて形成されてきた、この会社の社風なのだ。日本電産の場合は、すぐに飛んでこない幹部社員に対しては、「会社の最高責任者が呼んでいるのに、なんで五分もかかるんだ」と厳しく教育してきた。その結果、醸成されてきた社風があるのだ。
一つひとつを取り上げれば、それほど大きな問題ではないかもしれない。しかし、数百人の社員を擁(よう)するような会社の場合、一年間のトータルで考えると、この差は計り知れないものになる。
だったら、その社風を変革すればよいのだ。それほどむずかしいことではない。古参社員が上司から呼ばれたときに走って駆けつける様子を見せれば、誰もが自然と真似るようになる。
経営者やリーダーはこのように人を教育し、社風をつくっていくのだ。これこそがリーダーシップである。
■あとから来る急行より、先に出る普通電車に飛び乗る
一歩でも二歩でも先んじて前に進むことは、成功するための必須条件である。以前行った入社試験で、試験会場に早く着いた順に採用するという選考をしたことがある。まさに「先んずれば人を制す」――その心がけこそが、何よりも大切なのである。
※続きはリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/960ab4905abb173678c065c71b5270544262fd02&preview=auto
ネット民のコメント
アメリカは「すぐやる、周りを巻き込んでやる、ダメならさっさとやめる」
ホンダのワイガヤ部屋の話だなあ
ホンダ初期の経営陣はかつて一部屋に全員いた
そこへ電話がきた「トヨタがアメリカに進出」
なにーっと全員が立ち上がって討論を開始
5分後にホンダのアメリカ進出が決まった優秀な経営者は、「電車は電車」「経営は経営」と別々に考えて一緒くたにしない。
何様だよ
すぐやるはたしかに大事なんだよな
先延ばしグセがある人はホント使えない読まずに答えるけど
急行列車とか言うんだろ
カリスマ関係ないよ、時刻表暗記してるやつの圧勝あなた様の会社、JRで言うたら、普通か快速しか停まらへんやんかw
どーでもいいことを尋ねるためにいちいち部下の手を止めさせて呼びつける無能な上司に慣らされるとだらけるわな
そんな事だから後継者も決められず
ずっと居座ってるんだよ
無能の極み自分の下りる駅に止まってくれる方を選ぶに決まってんだろ。
速さの問題じゃねえよ。廊下を走るな、以上。
タクシー一択
昔の経営スタイル。
気持ちはわかる。
しかし、現代はそこから
如何に脱却するか。
速さが重視されるのは、競う相手がいる証拠。
競う相手がいないところに行くべき。
その意味で、速さより相互認識。
全力疾走よりワープ。単なる自己満足じゃん。トップに君臨してる自分に酔ってるタイプだな
この思想は古いと思う。
しかし、心掛けとして魅力がある。
まるで赤穂義士が計画的に
主君の仇を報じたことを
武士道にもとる恥ずべき行為と
考えた山本常朝のようだ。
男はこういう即断即決の
言行一致タイプがいい。これと逆のことわざとか格言があったような
目的地が遠い場合あとからの急行とかのが先に着くんだが
無駄に電車乗るの?普通より急行が先に目的地に着くのに目先でしか考えない日本型経営者。未来は暗い。
コロナ渦で混雑してない方
いや、目的の駅に先に着く方を選ぶだろ
発車時間の早さじゃない
そんな事もわからないのが経営者だったらヤバいんじゃね?その会社
「注文受けた商品は、明日ふなびんで出荷です。納品は1ヶ月後です」
「航空便だと出荷は1週間後ですが、納品は2週間後になります」
「ヨシ!早く出るから船便だ!」
凄いポンコツ経営者としかw一応成功した人あるあるだなw
自分のやってきたことは全て正しいってヤツ。
めんどクセーんだよなこれ。先に来る普通電車ってのは、大半は、「後から来る急行電車が途中駅で追い抜くのが大前提」
なんだが?
大丈夫か?この記者と経営者。
運転手付きの車しか乗ってないから、通勤電車の常識すら
よく分かってないんじゃないのか?実際は。結局「俺はジャイア~ン餓鬼大将~」ってことを言いたかったの?
ビジネスの話なら先に出る普通電車であってるな。
急行待っても大概遅れてくるし、普通電車から進んだ先で急行が待ってることがある。
リアルなら時刻表見て早く着く方乗れだけど。この人どんだけ世間ずれしてるか自覚ないんだろうな
まず今のJRで急行なんてどこ走ってんだ?
まず首都圏にゃない
私鉄にしても急行は少ない