【プロレス】<武藤敬司&蝶野正洋> 90年代と今のプロレスの違いを語る!「何が違うのかって言ったらガタイが違うのよ」
プロレスラーの蝶野正洋(58)が28日に自身YouTubeチャンネル更新。ゲストにプロレスラーの武藤敬司(59)を招いて90年代と今のプロレスの違いについて語った。
蝶野は「大型選手が今は少なくなってきてるからね。武藤さんは大型選手を育てていたのが凄い」と新日本プロレスで活躍するSANADAやタイチそしてプロレスリング・ノアで活躍する征矢学や稲葉大樹など今のプロレス界で活躍する選手たちを育ててきた武藤を称えた。
すると武藤は90年代と今のプロレスの違いを語り始めた。「俺たちがやっていた90年代のプロレスと今のプロレスはどう違いますか?質問されることが多いのよ。何が違うのかって言ったらガタイが違うのよ」と90年代のレスラーと今のレスラーでは選手の大きさが違うと話した。「(昔は)俺が一番ちっちゃい部類でやっていて、相手がスコット・ノートンやビックバン・ベイダーやバンバン・ビガロとかデカいのとやっていてさ、今は皆がちっちゃいからさ自分がベイダーやビガロになっているつもり。だから相手が軽いし少し楽な部分もあるのよ」と試合的には楽な部分もあるようだ。
そして現代のプロレスファンがネットでプロレスを見る時代になっている中で「携帯なんかで観なきゃならない中でさ、今は選手の大きさなんか関係ないんだよ。アクションこうやってフィギュアスケートのアイスダンスと一緒のようなプロレスをやってるから今は2人ともちっちゃくてもわからないんだから」と断言した武藤だった。
それを聞いた蝶野は「昔とは何かが違うよ。若い選手とやっていて何かこいつは響くものがないというか何か感じない?」と武藤に問うと「派手なことをどうとかこうとかが主流だから」と武藤は返した。
さらに武藤が「俺のプロレスには詫び寂びがあるじゃん。普通でいったらムーンサルトも綺麗に決めなきゃいけない。でもそこにタメを作って飛ばなかったして、そこに何か考えを入れたりしてさ。時間のかかるプロレスでそれはキャリアというモノが物を言うのがあるじゃん」と語ると蝶野は「それが今の選手にはないじゃん」と話すと武藤は現代ではそういうものを求める時代じゃないと今のプロレスを分析した。そこで蝶野は「今の試合は皆が良い動きがあって、でもなんかどっかに詫び寂びがなくて同じ試合に見えてしまう」とも話した。
武藤は今のプロレスファンは優しいという。「(昨年の年間最高試合に選出された)潮崎戦だってムーンサルト飛ばなくて、シャイニングとか出しても決まらなくて何を出すって中で俺だって何回かしか使ってないけどフランケンシュタイナーでさ、若い時みたいにバンッと跳ねてカッコ良く決められなくて、やっとかかってやっと決めているそこの“やっと”というところに詫び寂びがあったりするんだよ」と自身の試合を例に出して詫び寂びのあるプロレスについて語った。「だけどそんな試合を観たって俺の若い頃を知らないファンなんてどう思ったか知らないよ。何だこのどんくさいジジイは?と思ってるかもしれない」と話すと蝶野は「若い子だってそれを観たら時代は関係ないんだよ。そこの所を何かもう少しどうにかできないかなと感じるよね」とこの話題を締めた。
動画では武藤が現在プロレスリング・ノアがやっている世界戦略についても語っている。
スポニチ 1/29(土) 19:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e49e4b7dfc2298990acfc94a7388051263ec637c
ネット民のコメント
いい記事だった
でも、蝶野や武藤が頑張ったけど衰退させたプロレス界を
今はその「響くものが無い」という若手が頑張って、また客足を取り戻しているんでしょう??何て言うかこの、老害とはこういうものです、という完璧な見本の様な会話だな
髪の毛がフサフサだった頃の武藤が思い出せない
技術が無いから糞みたいににらめ合って時間稼ぎしてた昔のプロレスを詫び寂びとか言って美化するなよw
ようやく、武藤蝶野クラスの人が
「今の若いやつのプロレスは何か足りない、面白くない」という本音を語ってくれて、嬉しいわ。
ほんとそのとおりだよ
何か、完全に失われた
もっと言えば、今のレスラーはプロレスもどきを見様見真似で必死にやってるけど、まったくプロレスになってないから観客を興奮させられてない
特に新日な、木谷のせいかもしれない漫画で言うなら少年ジャンプとヤンジャンとビジネスジャンプの違いが、今ようやくプロレス界にも来たって事だよ
棚橋がゲストのアイドルと試合後のリングで写真撮ってたのあったけど、ヒール込みにしても同じ身長だったのはちょっと…
ヘビー級にはやっぱりドシンとした震動とか迫力を求めるし、ジュニアには軽いからこその華麗な技を求めるけど、最近は境界線が曖昧よね
自分180あるけどドラゲーとかインディの会場の売店とか行くと選手が自分より小さいから萎えるんだわ
だからデカイと小さいは共存するべきであって今はその共存ができてなくて小さい奴が主流になってしまった
前にライガーも今のヘビーは技とスピードとか言ってたけど、それジュニアだねと。何十年も前に闘龍門がやってたようなのが今のメインストリームだもんな。
昔のアーンアンダーソンvsリックフレアなんて投げ技がアームホイップだけなのに30分面白く出来るからな
昨日BS朝日でやってた新日ジュニアの試合でクロスアーム式パイルを掛けられる時自分から脚を跳ね上げてたのは笑った
総合も当時五味も魔裟斗も小さく感じたけど今はもっと軽量級の那須川天心が最強とか言ってるんだからな
昔に異種格闘技戦で、藤原とか無藤とか日本のプロレスラーと海外のキックボクサーとかが次々に1対1で戦ってた試合を見たら、藤原は白人のキックボクサーに怯えてリングのコーナーに縮こまり蹴られながら、なんとか相手を倒して足首に間接技をかけてギブアップ勝利、他のほとんどのプロレスラーが次々に殴られては敗北する中、無藤(当時はムタ)だけは余裕で次々に勝利を収めてたのを見て、やっぱ無藤ってすごいんたなと感心したね
30台後半の時に既に膝がボロボロだったから早めに引退すると思ってただけに未だに現役なのが信じられない
お前らは経歴立派なエリートレスラーの方が好きだろうけどどうしようもないゴミクズ野郎が素っ裸でのし上がる方がええな格闘技は
その " これ以上は蹴らないで " と怯える小鹿のような藤原が相手をなんとか倒して一瞬の隙に足首を固めてギブアップさせたのを見たゲストの片岡鶴太郎が「いや… これは凄い… 藤原さんすごいですね…」と、感動してた
特に2009年にも死亡説が出るほどの腰の手術をしてたんだけど、その後は画像のように首が詰まったような感じになった
よく分からんけど小橋みたいに飛距離ないのがムーンサルトで武藤みたいに飛距離あるのがラウンディングみたいな認識でいたは
プロレスラーとしてのワビサビは三銃士よりホイスグレイシーやヴォルクハンやヒョードルの方が有ったぞ
でも技の数だけじゃないと思うんだよ。クリスジェリコなんて逆エビ固めだけであんなに試合を盛り上げる
今って知ってるプロレスラーを聞くと、首に鎖巻いてスイーツ食べてる人!あの人金属アレルギーなんだってね!って言われる