【とんでもないドラマ】Netflix「新聞記者」は事実のどこを「改ざん」してしまったか
境治コピーライター/メディアコンサルタント
1/29(土) 11:23
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakaiosamu/20220129-00279480
今月配信が始まったNetflix「新聞記者」を、筆者は期待と不安を持って視聴した。感想は「とんでもないドラマ」というものだった。かねてから自殺した職員の遺族が協力を拒んだことは知っていたのだが、これでは断るのも道理だ。事実からかけ離れた部分があまりにも多い。このままでは森友事件について誤った認識が広がってしまうし、裁判にまで影響しかねない。
ところがTwitterではドラマへの激賞が並んでいた。元々安倍政権に批判的だったらしい人びとの「これが真実だ!」「よくぞここまでやった!」というツイートが多かった。こういう人々は、政権批判が広まりさえすればよく、事実関係はどうでもいいようだ。一方「こういうことだったのか」とドラマで初めて事件を知った様子の人もかなりいた。
このままでは事件についての認識が無茶苦茶なことになる。そこに遺族の協力がクレジットされた漫画が週刊ビッグコミックスピリッツで24日に始まった。世の中の認識を変えるきっかけになればと筆者はYahoo!ニュースにこんな記事を翌25日に書いた。
だが状況はほとんど変わらず、相変わらず激賞ムードが続いた。ところが26日に週刊文春の早出し記事がネットに出て、27日に文春本誌で製作の過程で何があったかが明らかになった。(有料だがその記事だけデジタル版で読める)「新聞記者」をめぐる空気は一変し、激賞はピタリとやんだ。プロデューサーの河村氏と、遺族との交渉に関与した東京新聞・望月記者が批判を浴びた。
彼らが遺族に何をしたかは判明したが、ドラマとして何が良くなかったのかをここで示しておきたい。
■事実をもとにしているのに事実とかけ離れすぎ
文春記事によると、プロデューサーの河村氏はこのドラマを何度も「フィクションですから」と遺族に説明している。フィクションだから事実と違っていいと言いたいのだろう。
だが第1話の最初の方で、テレビの国会中継で時の総理大臣のこんな答弁が聞こえてくる。「私が関与したという事実は一切ございません。私や妻が関係していたとなれば、それはもう私は、それは間違いなく、総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきり申し上げておきたい」安倍元首相独特の無駄に言葉の多い話し方を真似て、誰もが知るあの答弁を言わせているのだ。
栄進学園と名を変えているが、誰がどう見ても森友学園事件をもとにしたドラマだと、この場面ではっきりわかる。フィクションには違いないが、「森友事件をもとにしたフィクション」なのだ。
そうであるからこそ、大筋の事実には忠実であるべきだ。ところが、森友事件にとって重要な以下の点が変更されている。
※本記事を書くにあたり、確認のため筆者がファイリングしている過去の週刊文春・森友関連記事を参照した
ドラマ:総理夫人秘書が値下げ価格(12億円)を記した書面を財務省理財局長に渡し「総理の指示です」と告げる→事実:土地の値下げ(8億円)について安倍元総理の直接的な指示は確認されていない
ドラマ:理財局長が中部財務局にやって来て書類の改ざんを命じる。命じられた中にのちに自殺する鈴木氏もいる→事実:自殺した赤木俊夫氏の手記には、「現場の私たちが直接佐川局長の声を聞くことはできません」とあり佐川氏の指示を受けた幹部が修正箇所を決めたとある。赤木氏が佐川氏と直接会った形跡はない
ドラマ:自殺した鈴木氏の遺書を遺族が新聞記者・松田に渡すが、新聞社では「上からストップが」と記事にできない→事実:自殺した赤木氏の手記が遺族からフリー記者・相澤冬樹氏に託され、文春でスクープ記事となりその号が完売になる
ドラマ:遺族はテレビ局の取材を受ける決心をするが、どの局も上からの圧力で取材しない→事実:TBS「報道特集」や関西局などが遺族を顔が写らない形で次々に取材して肉声が電波に乗った
ドラマ:遺族が記者とともに元理財局長宅を訪ねると偶然本人と話ができ、彼は国会で証言した通りと言いつつも謝罪する→事実:遺族は相澤記者とともに佐川氏宅まで行ったが呼び鈴は押さず会ってはいない
ドラマ:官僚の中で二人が真実を話す気配が描かれ遺族が起こした裁判が始まる→事実:官僚の中で口を開く人は一人も出てこないまま裁判が進む。二つの裁判のうち一つは突然の認諾で終わる
事件の展開上、重要と思える箇所を取り上げてできるだけ整理して書いたつもりだが、細かすぎてわかりにくいかもしれない。
ネット民のコメント
あれ?ちょっと前に、蓮舫が絶賛していたって記事をみたけど、無かったことになっているね。勘違いだったかな?
捏造です
朝日新聞と同じです
パヨクは嘘つきですアレだろ、最近クッソ不人気の新聞記者を良い様に見せる為に改変しまくったのだろうな
同じマスコミのテレビすら圧力に負けた扱いしたのが致命的だったなw
孤立してフィクションだからって事で逃げまくってるみたいだしなたかがドラマ
顔真っ赤で早口で反論してる感じ元々事実じゃなくて望月記者の妄想、フィクションでしょw
まぁ今まで興味がなかった人は鵜呑みにするだろうな。
安倍はもうお役御免って事だろ。事実としては、
主犯安倍の指示により
公文書が改ざんされた。
要は主犯安倍の指示による犯行。
主犯安倍の首級は赤木さんの墓前にささげられるべきそもそもがイソ子の妄想だもん
事実と違う半分は望月記者の妄想なんじゃないのか
望月記者は自分が取材してない週刊誌記事などを片手に自論を展開していた官房長官会見からおかしかったからな
望月記者の思い込みが激しく事実を積み上げて行かない姿勢は江川紹子みたいな左派系ジャーナリストからも批判が少なくなかったしね
今回で化けの皮が剥がれたのは良かったんじゃないかな
望月自身も極左に持ち上げられて勘違いしちゃったな見ようと思ってたのに、見る目的が変わりそうだ。どこがそんなに問題なのかチェックするためにだ。
煙がないところに煙があると叫びまくるのがマスゴミであり、野党だから今更驚かないな
赤木氏妻と元NHK記者の共著を原作にキョンキョンで映像化企画が、なぜかネトフリ版の「新聞記者」の原案は望月とプロデューサーの河村になってる
けっきょく乗っ取りなわけだよな
フィクションだと開き直って遺族を無視して勝手に映像化
原作にはならんから遺族に一切金は払われないネタにマジレスかっこ悪い
このドラマは事実を元にしていますとか謳ってるなら違うんだろ?
だったらフィクションだと言えるように事実と少しでも違うように書くのがむしろ正しいだろうに
司馬遼の燃えよ剣のせいで暫く斎藤一と斎藤一諾斎を同一人物と思ってた俺もいるが別に腹立たなかったぞ
その事を責めてる奴も見たことないQ:事実の何処を改竄したか
A:全て。抑々、改竄対象たる「事実」が初めから存在しない。
存在自体が只の誣告もともと、安倍個人を叩くためにつくった
左翼の作品だろ
それも東京新聞が絡んでいる結局はプロパガンダ映画を作ってしまったって話になるな
藤井監督は河村Pと望月記者に騙されて難しい立場に立ってしまったなこのまま左翼監督として生きるのなら別だが何か言及した方がいいんじゃないか?
優秀な監督だっただけに惜しいねサヨク「ソースは映画とドラマ!(キリッ!)」
だってオー(AA略)これはとても良記事
ドキュメンタリー風ドラマなんてどちらか一方的な見方しかしないし、それで真実なんて見えるわけもない。作る方は金儲けと刷り込みが出来ればいいと思ってる
ドラマだから そりゃドラマチックにはするよね。フィクションって言ってるんだし。でも森友問題があった事を世に知らしめる為に制作したんだよね。このドラマ見るまで内容知らなかったもん。で、結局誰得でなんでこんな事したのかまだわかんないんだけど
こんな事をしているから契約者が頭打ちになっているのか、契約者が頭打ちになっているからこんな事をするのか
撮り方もそれっぽくして硬派な雰囲気出してるけど内容と登場人物の思想背景が幼稚すぎて違和感ありありでついていけない。
対して藤原紀香は昔からよく「代表作の無い大女優」とか言われてたし、実際大ヒットした主演映画やドラマは全く知らん
映画に出てくる架空の人物より遺族の資料持ち逃げの望月とかいう新聞記者のほうがやべーやつだと暗示してたんだね