【映画】洋画の邦題は元タイトルと違いすぎる? ダサい・素晴らしい邦題をそれぞれ紹介!
2022.01.13
編集部
海外の映画名を日本語で付け直す「邦題」。洋画の多くがこの邦題を採用しており、元タイトルとは違った意味合いのものとなる。
「元タイトルのほうが魅力的だったのに…」と、不満を感じる方もいるだろう。しかし、原題よりもわかりやすくなるケースは数多く存在しており、現地の外国人が「日本タイトルのほうが合理的だ!」と、称賛する場面も少なくない。
そこで今回は、洋画の邦題と原題を比較し、ダサいタイトルと素晴らしいタイトルをそれぞれ紹介しよう。最後まで読めば、邦題は別に悪いことではないと理解できるはずだ。
■邦題は原題よりもダサいのか?
洋画が日本で公開される際は、タイトルが直訳されるわけではなく邦題になることが多い。中には「邦題がダサい!」と不満を抱える人もいるだろう。
例えば、最近放映された「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」がこのパターンに該当する。原題は「Fast & Furious Hobbs & Show」というカッコいいタイトルなのだが、邦題に対しては「ダサすぎる」「幼稚っぽい」などの意見が寄せられた。
また、ほかの例としては「The Mummy」という映画があげられる。邦題では「呪われた砂漠の王女」というサブタイトルが追加されており、「サブタイトルが安っぽい」「B級映画感が否めない」など否定的な声があがっている。
このように、邦題が元タイトルよりもダサくなってしまったという事例が数多く存在する。やはり洋画はタイトルを変更せず、そのまま放映したほうがベストなのだろうか?
■原題よりも素晴らしくなることもある
ここまで、邦題が原題よりもダサくなった事例を紹介したのだが、場合によっては合理的かつ素晴らしいタイトルへと変貌を遂げることもある。
そもそも英語と日本語では表現の仕方が少し異なる。洋画のタイトルをそのまま放映してしまうと、多くの方が「どういう意味なのだろう?」と戸惑ってしまう。
そのことから、表現を変えて邦題にすることは決して悪いことではなく、よりわかりやすく映画を楽しんでもらうための工夫でもあるのだ。なお、素晴らしい邦題としては以下のようなタイトルがあげられる。
【リメンバー・ミー】
ピクサーのCGアニメ映画である「リメンバー・ミー」。この映画は本来「Coco」という人物名をタイトルとして採用している。
日本では「Coco」という名称が人物名だとわかりにくいため、「リメンバー・ミー」という邦題になった。そのままのタイトルで放映していた場合、ほとんどの日本人が「一体何のことだろう?」という疑問を持ったはずだ。
【ランボー】
日本で大人気な洋画「ランボー」は、原題では「First Blood」であり「最初の血」という意味を持つ。
原題をそのまま活用しても特に違和感はないのだが、邦題によって「ランボー」という主人公の名前がタイトルになった。
主人公が魅力的な映画であるため、原題よりもシンプルでわかりやすい表現になった。また、タイトルが「ランボー」だったからこそ親しみが湧き、多くの日本人から人気を集めたのかもしれない。
【マッドマックス 怒りのデスロード】
「マッドマックス 怒りのデスロード」はセンスが良い邦題として有名だ。原題は「Mad Max: Fury Road」であり、直訳すると「怒りの道」という意味になる。
原題とあまり大差がないように思えるが、「デス」という2文字を追加したことで、作中の雰囲気がより伝わりやすくなっている。また、原題よりも邦題のほうがインパクトがあり、より記憶に定着しやすいタイトルになった。
■まとめ
本記事では、洋画の邦題と原題を比較し、ダサいタイトルと素晴らしいタイトルをそれぞれ紹介した。
洋画の邦題に対して、「原題よりもダサくなってしまった!」という否定的な意見を持つ人が多いように思える。確かに、余計なサブタイトルが追加されたりして、原題よりもダサくなった作品が多々あるのも事実だ。
しかし、英語と日本語では表現の仕方に若干の違いがあるため、原題をそのまま採用すると違和感が残ってしまうケースが多い。事実、合理的かつ魅力的なタイトルになった邦題がいくつも存在している。
今回紹介した邦題はほんの一例であるため、興味がある方はほかのタイトルもぜひ調べてみてほしい。きっと邦題に対する考え方が変わるはずだ。
https://otokonokakurega.com/meet/secret-base/54662/
ネット民のコメント
「呪われた砂漠の王女」も「怒りのデスロード」も大して変わらん気が・・・
「遊星からの物体X」これは許さん
凄い作品なのにタイトルでB級映画にされてるマッドマックス 怒りのデスロード
デスロードって日本語?
どう言う意味?
furyって怒り以上の感情だから、むしろそちらを意訳すべきでは?記者の個人的感想文
くだらん〉しかし、原題よりもわかりやすくなるケースは数多く存在しており、現地の外国人が「日本タイトルのほうが合理的だ!」と、称賛する場面も少なくない。
そんな賞賛初耳だが?フューリーロードはフュリオサと掛けてあるダブルミーニングで、フュリオサという人物との道を主人公マックスが歩むという意味なんだよ
本題マッドマックス自体がダブルミーニングなので、直訳をするなら「怒り頂点/憤怒の道」と「気が狂ったマックス/フュリオサの道」となるんだよ
怒りのデスロードなんてダサいし誤訳もいいとこ原題をカタカナで表すのが邦題の何倍もダサい。
『ワイルド・スピード』の邦題を米メディアが絶賛「爽やかでわかりやすい」
https://theriver.jp/wild-speed-japanese-title/〇〇が教えてくれたことってタイトル多すぎ
全体的に何十年も同じやつが一人で考えてるのかと思うぐらいセンスが固定あれ?ちょっと前に海外でワイルドスピードって邦題が海外でクールだってニュースになってたけど違うの?
> 原題では「First Blood」であり「最初の血」という意味を持つ。
それ「意味」じゃなくて直訳だからww
ファーストブラッドの「意味」は「先制攻撃」。どっちが先に仕掛けたか、ってのはランボーのテーマになってるからな。https://blog.goo.ne.jp/kanpou-shouei/e/64879555a4b9590fb24c3e4bae57df9f
そもそもBATMANとか日本語ならコウモリ男だし外人はタイトルに拘りなさそうなのに日本人オタクが勝手に改名に憤ってる
例えば代表的なものだと「フォレスト・ガンプ一喜一憂」とか「グッド・ウィル・ハンティング旅立ち」とかさ
プライベートライアンやフォレストガンプはいじらなくて正解だったかもしれないが何かやってほしかった
原作Flowers for Algernon/アルジャーノンに花束を→映画原題Charly→邦題まごころを君に
英語の国(全部ではない)ではFirst Bloodだったけど、それ以外では最初からランボーだった
そうなのかwゴールドフィンガーとか二度死ぬとか死ぬのは奴らはなんかの直球的なタイトルのはOPも歌も素晴らしい気がする(´・ω・`)
Death Warmed Up→マイドク/いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか
原題のBig Hero 6 というチームが結成されるまでの物語だけど、日本じゃこのコミック自体知られてないし。
ヤングオーオーとかザ・ベストテンて名前がダサいから番組もB級なんだよなーとかいってるのと同じことやってる
ゴーストハンターズもビッグトラブルインリトルチャイナじゃ日本人には??だったろうな(´・ω・`)まあエンディングで監督が原題タイトルをノリノリで歌ってるがw
sf系はもう酷いでしょ、バイオハザード、エイリアン、プレデターとか、なんとか名前で釣ろうとしてる、アメリカではテレビ映画だった作品たち。
「風と共に去りぬ(Gone with the Wind)」に勝る邦題は無いだろう。直訳でもあるし。
ランボー1作目は記事のとおり「First Blood」だが、2作目以降、タイトルに「Rambo」と入るようになる。