【アニメ】「中だるみ」を克服したアニメ 終わってみれば最高だった作品 ナディア、コードギアス…
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長く続いているアニメ作品によくある悩みが「中だるみ」問題! 開始当初の面白さが失速して視聴者が見飽きてしまう現象ですが、なかには中だるみを克服した作品もあります。人気作品の中だるみ問題を見ていきます。
高評価を得ているアニメは数多くありますが、その理由のひとつとして「中だるみ」しているかどうかというポイントがあります。アニメにおいて、最初の勢いがなくなり、ストーリー展開がゴールに全く近づいていないような時などに「中だるみ」と感じがちです。しかし、中だるみがあっても、終わってみれば最高だったという作品も存在します。この記事では中だるみを克服し、高評価を得ているアニメ作品を見ていきます。
よく中だるみしている作品として挙げられるのが1990年からNHKにて放送された『ふしぎの海のナディア』です。舞台は1889年、世界中の海で謎の巨大生物”海獣”が出没。父親が海で行方不明になってしまった発明好きの少年・ジャンは謎の少女・ナディアとともに冒険へと旅立ちます。全39話の物語で、総監督を庵野秀明さんが務め、現在でも根強いファンが多い名作です。
『ふしぎの海のナディア』でファンの評価が分かれるのが「島編」と呼ばれる第23~31話、「アフリカ編」と言われる第32~34話。この間は島への漂着と脱出を描いており核心に迫るストーリーがほとんどなく、それに加え作画のレベルが低いことが中だるみと言われる理由です。しかし予算やスケジュールの都合を考慮して、35話以降に注力するためにあえてこの形を取ったとの説もあります。
核心に迫るストーリーがほとんどないという点では、「NARUTO」シリーズも中だるみ作品のひとつ。2002~2007年まで『NARUTO-ナルト-』、2007~2017年まで『NARUTO -ナルト- 疾風伝』として、実に15年以上継続してきた大人気アニメですが、過去回・回想回が多くてなかなかメインストーリーが進まないとの声も……原作が連載中だったという進行の都合もありますが、他作品に比べてオリジナルストーリーが多い印象です。特に『疾風伝』に入ってからは、過去を掘り下げるエピソードが数週続けて放送されることが多く、視聴者の好みが分かれるところです。
そして特に評価が二分されているのが『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』でしょうか。1期が「神アニメ」との呼び声も多い作品だけに、この2期のハードルはかなり高かったようです。『コードギアス』は登場人物が多い作品でもあり、なかにはあっけなく死んでいくキャラクターも存在しています。人気キャラクター退場後の新キャラクターへの賛否などもあり、2期への好みは二極化しています。しかし否定的な人でさえ、ラストはアニメ史に残る名シーンと評価しているため、「中だるみしても名作」とされる典型的なパターンなのかもしれません。
中だるみは極論、1話完結の『ドラえもん』や『サザエさん』には起きない現象ですが、連続したストーリーを持つバトルものなどではある程度仕方ない現象でもあります。『ふしぎの海のナディア』のように戦略的に展開する例があるとすれば、また違った面白さが見えてくるのではないでしょうか。
ネット民のコメント
島編アフリカ編ミュージカル仕立ての総集編
あれは明らかにメインスタッフを最終決戦に振ったからだよな
そのお陰で最終決戦は作画が安定してるリゼロがそうなるかもな
今はレムが冬眠しててバトルもなく微妙な感じだが、レムが復活して終わってみればよかったと言われることになるだろうナディアのボーカルCDのジャンくんが歌う「ナ~ディア、ナ~ディア、肉や魚も美味しいよ」って唄が好きで永遠と聞いていた
むしろ1年以上継続して放映したシリーズで、中だるみがなく息をもつかせぬ展開の連続で終わった作品を挙げるほうが早いだろ
ナディアってノーチラスがじしゃくで海底から釣り上げられるところと最終版のニューノーチラスのとこ以外は退屈でだるみまくりの決定版みたいな作品だろ
ナディアの島編が最悪の出来だったのはNHKから言われて嫌々韓国の下請け会社に仕事を出さなきゃいけなかったから
身分差で逆らってこない相手にイキってたら反撃されたので逆ギレ。そんな薄みっともないことしてんな、命の奪い合いは対等の立場だろ?って事を言ってるんだと思うが
中だるみもなにも1クールアニメなんか1話と最終回だけで物語は成り立ってて間はあくまでも時間稼ぎですよ
ニルスの不思議な旅もNHKアニメの傑作だと思っている。これも中だるみが酷い印象だけど最終回は見事だった
登場人物が怒涛の勢いで死にまくって中だるみを消してる進撃の巨人ですら僅かにある過去回や対人間のパートは中だるみと言われてるもんな
ナディア達が漂着したひょっこりひょうたん島が実は巨大宇宙船レッドノアで、その宇宙船の上で作画崩壊していたのもブルーウォーターの導きだったのだ
タイムパラドックスをしつこくやるだけで、結局はアキバオタクサークルと当時の2ちゃんの雰囲気が楽しめなかったらそんなに面白いもんじゃない
27話でアニメ史上に残る大団円だっただけに、放送延長のラスト1クールは余計に蛇足感が強かったな。
ショーに面と向かっては紳士的だけど裏では様子を見てる二―ギブンとかおばちゃんたちを笑わせたりしてうまくあしらうドレイクとかかっこいい