【虫】台風の影響?“スズメバチ”大発生…駆除依頼1.5倍
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d9ece020a54f4d31c18cbaf43cf5b62d510111c
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台風16号の動きが気になるところですが、実は今年、台風の進路の影響でハチの駆除の依頼が増加しているといいます。どういうことなのでしょうか?
■“駆除依頼”例年の約1.5倍…理由は?
スズメバチハンター・松原暢明さん:「これは大きいな。危険性すごいですよ、このハチは」
「スズメバチハンター」として活動している松原暢明さん(48)。この日、依頼を受けたのは、直径60センチを超える、巨大なキイロスズメバチの巣の駆除です。
警戒心が強く、攻撃的なハチとして知られるキイロスズメバチ。繁殖を迎えるこの時期は、活動を活発化させるため、より危険だといいます。
早速、駆除の準備に取り掛かったハンター。
松原暢明さん:「ハチを全部バキュームで吸っちゃいます。この先からどんどん吸い込んで、この中にハチが収まっていく」
まずは、掃除機を改良した、お手製の吸引機で、外に出てくるハチを一網打尽にする作戦です。
松原暢明さん:「だいぶ出てきました。結構、怖いです」
吸い込まれたハチが、次々とクリアケースに捕えられていきます。しかし、順調に進むかと思われたその矢先、興奮したハチたちがハンターに襲い掛かり、現場に緊張が走りました。
松原暢明さん:「一回、下がります」
一旦、撤退することを決めたハンターの松原さん。ハチが落ち着くのを待って、新たな作戦に出ることにしました。
松原暢明さん:「(Q.持ってる物は何?)これは眠り薬で、ティッシュに湿らせて、穴にこれを突っ込んで」
アルコールなどを含ませた、お手製の眠り薬。これを慎重に巣の穴に差し込みます。中にいるハチが眠ったのを見計らい、ノコギリで巣を切り取ります。
開始から2時間。ようやく撤去が完了。7段にも及ぶ巣と共に、推定800匹のキイロスズメバチを捕獲しました。
依頼者:「見て、ぞっとしました。こんなに入っているんだ」
実は今年、こうしたハチの巣の駆除依頼は、例年のおよそ1.5倍も寄せられているといいます。
関東地方では去年から今年にかけ、台風の上陸がなかったためハチの巣が壊されず、困っている人が増えているというのです。
■昆虫界最強“殺人バチ”の巣を駆除
続いてハンターがやってきたのは、千葉県野田市の神社です。
松原暢明さん:「出てますね。オオスズメバチです。ちょっと、近付くのは危ない」
木の根元にある穴には、“殺人バチ”の異名を持つオオスズメバチの巣がありました。
オオオスズメバチは、大型で毒針の長さはおよそ7ミリ。昆虫界最強とも言われる、危険なハチです。
まずは、巣の入口を網で塞ぎ、外に出ようとするハチを捕らえ、戻ってくるハチは、虫網で捕らえます。
ハチの攻撃もすごいです。今、ものすごい勢いで、ぶつかってきました。
松原暢明さん:「オオスズメは、ぶつかってくるんです」
とどめは、発煙筒で煙幕をはって、スズメバチを気絶させた後に、チェーンソーで木を削り、中の巣を取り出しました。
撤去した巣は9段で、大きさはおよそ45センチ。推定600匹はいたであろう巨大なオオスズメバチの巣でした。
松原暢明さん:「生活圏に入るハチは、駆除しないと被害が出るので。駆除してもらうのが一番」
ネット民のコメント
アルコールで寝ちゃうのか
>どういうことなのでしょうか?
答えを隠すニュースイライラするわ
台風が少ないから巣が壊れなくてスズメバチが増えたってはっきり言えよ去年も刺されたし今年も既に2回も刺されてる。いきなり何の前触れもなく音もなく背後から首を刺されるから防ぎようがない。数週間経っても刺された箇所がなかなか治らない。
足長蜂は相変わらずいっぱいいる。部屋に4匹も入ってきた。1個でかいの駆除した後は敷地内に巣見当たらないんだけどな。
コロナ関係ないし、ズメバチは増え続けるしシーズンオフにはゆっくり休養できるしよさそうな仕事だなあ…